カウンセリングは2人で一緒に受けるべきでしょうか?
2020年2月11日
こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。
当クリニックの「よくあるご質問」の9番目くらいに、
以下のようなものがあります。
サービス料金は「2倍」になるのですか?
答え)倍にはなりませんよ・・。
時間制フィーですので、
お一人で受けられても
おふたりで受けても料金は「同じ」です。
ただし、
お二人の
それぞれ違ったマネー状況をもとに、
それぞれ違った運用の設計図を作ろうとすると、
(おひとりの場合より)
余計に時間がかかってしまうのは否めません。
あっ、恐縮です。
上記の解釈ですが、
もう少し「注意」が必要かと思われます。
そもそも『カウンセリング』を受けられる際、
(配偶者、パートナーはいるけれど、)
自分の運用「設計図」作りのためのカウンセリングです。
でも良いですし、
家族ベースのマネー状況をもとにした
家族ベースの運用の「設計図」を作りたいのです。
でも良いのです。
<どちらがよりベター、というものではありません。>
貴方の状況に合わせて
当クリニックに何を、
どれだけアドバイスして欲しいかを
おっしゃっていただければ結構なのです。
ちなみにわが家は、
1.自分ひとりのマネー状況をもとにした、
自分の運用「設計図」作りのタイプであり、
わたしと妻は基本「別財布」です。
どのようなお金の管理の仕方をしているかは
それぞれ別個で(詳細は)お互い知りません。
今からお話しするのは、
2.家族ベースのマネー状況をもとに
家族ベースの運用の「設計図」作りのケースです。
が、ここでもひとつ、
土台のところで『課題』が持ち上がってきます。
それは、
夫婦、パートナー『共同』で行うのか?
それとも、
B どちらかがメインの『担当責任者』になるのか?
ということ。
<どちらがよりベター、というものではありません。>
Aでも、Bでも、
どちらのパターンでも良いのです。
これはあくまで、
20年近く相談業務を続けてきた
「わたしの個人的な経験値」ですが、
B のケースが7割くらいあると実感しています。
Aで難しいのは、
お金の管理、運用スタイル全般におけるお二人の
「意見集約」なのかもしれません。
実際(これはあくまで当クリニックの例ですが、)
配偶者、パートナーがあっても、
ご相談は『ひとり』で来られるケースのほうが
(お二人揃ってよりも)「多い」のが実情です。
※ あくまで当クリニックの場合です。
ご来所される相談者さまが、
ご一家の
資産管理『担当者』になっているのですね。
わたしはこのパターンでも全然問題ないと考えます。
家事、育児、住まい全般など、
家庭内の「タスク全体」において、
誰が、
何を
担当するかの一環に過ぎないのです、お金のことも。
当クリニックにご来所いただく場合は、
カウンセリング内容を録音して
音声データをメールでお送りしますので、
後日、それを
配偶者、パートナーに聞いてもらうことも出来ます。
そしてBのケースの場合、
資産管理の担当者は
最低半年に1度は、
運用状況について配偶者、パートナーに
簡易な経過報告をするべきでしょう。
もちろんFPによっては、
ご夫妻、パートナーお二人でご相談いただくことが『前提』ですよ、という方もおられることでしょう。
それはそれでポリシーが明確で良いと思います。
(が、投資信託クリニックにおいては、
「前提のひな形」はございません。あくまでケースバイケース。
貴方が効率的と思えるパターンでよいのです。)
お知らせ)土日祝では 2月24日(祝)、2月29日(土)、
3月1日(日)のカウンセリングに今のところ余裕がございます。
カテゴリ:わたしのFP修行