わたしのFP修行

電話カウンセリングなんて古臭い?

2020年2月3日


こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。

経済評論家の山崎元さんは
こうおっしゃっています。



 

(FPのビジネスにおいて)


商品を売るということと、
相談を正しくするということの間には
利害の対立があります。

FPの学校・紹介動画より)


フム・・。
あなたはどう思われますか?


山崎元さんは別の執筆記事の中でも、

 

投資家は「商品の購入先」と
「資産運用の相談先」を分けるべき。

 

と言われています。


これ、かなり先進的な考えだと思います。

 


なぜなら、
世の中の9割超の人はまだ、

「商品の購入先」と
「お金の相談先」が同じであるためです。

たとえば・・、






とか。

 


あなたが仮に、
FP(ファイナンシャルプランナー)に相談しようかな?
と迷っているとしましょう。


その際、

「そのFPが
きちんとした金融知識を持っていること」は必須の条件ですよね?

 

いわば『土台』(インフラ)部分・・。


わたしが日々こうしてブログを執筆するのも、
まだ見ぬあなたに、

「わたしは十分な知識を持ち合わせていますよ」と
アピールしたい部分があるからです(^^)


が、しかし。

金融、投資に関する十分な知識、
そしてそれらを統合して
具体的な数字に落とし込むスキルは『土台』に過ぎません。

 

 

お金の相談業を営むにあたってもっとも大切なモノは?

 

ズバリ「共感力」です。


お客様の感情を受け止めるチカラ。

 

 

 

 

相手の気持ちを察し、それを受け止め、
その気持ちを汲みながら、

目の前のお客様の状況にマッチした
次の「ひと言」を発せられる能力が求められます。

 

『相談業』とは? 何かを教える技術では決してなく、
心地よく納得してもらうための技術の体現なのです。

 

言うなれば
この『感性部分』の処理能力こそが、
FPの付加価値ではないかとわたしは思います。

 

ここの部分を強調するには理由(わけ)があります。

それは、これから10年内で、

 

〇 金融、投資に関する十分な知識と、

〇 それらを統合して
具体的な数字に落とし込むスキルは大方(人の代わりに)テクノロジーがこなすようになるためです。



そして実は、
『感性部分』の処理能力がもっとも問われるのが、

(直接お会いしての面談より)
(スカイプでの面談より)

『お電話での面談』です。






ここ、誤解のないよう申し上げます・・。

サービスの提供者として、
わたしがもっともお勧めするのは(あくまで)
直接お会いしてのカウンセリング』です。

なぜなら時間対効果で云うと、
もっとも効率的であるためです。

 

ここでは
FPのスキルという部分にフォーカスするため、
『お電話での面談』についてお話しします。

 

突然ですが、
これから1週間、テレビも動画もなしで、

ラジオ』だけで過ごすと、
どんな能力が研ぎ澄まされると思いますか?


ズバリ、想像力です。

 




ラジオは情報源を
「音」だけにフォーカスしています。

 

それでかえって「言葉」の持つ意味合いや、
「言葉」の背後にあるニュアンスや、

「言葉」を発している人の感情まで
自然に推し量ろうとするようになるわけです。

 

 

 

 

『お電話でのカウンセリング』にも、
同じようなところがあります。

「音」という情報源に限られるため、

かえって
お客様の「言葉」の持つ意味合いや
「発言」の背後にある微妙なニュアンス、

その「言葉」の裏にあるお気持ちが
見えやすくなるという側面があります。



結果として、お客様のお悩みの【根源】が
見つけやすくなる場合があるのです。

 

お電話でのカウンセリングほど、FPの感性処理能力が問われる場面はありません!

 


また実際、
電話のほうが気負わずに話がしやすいという
相談者さまもおられます。

(情報源が「音」に限られるためですね


『電話でのカウンセリング』なんて古臭いかも・・
と思われるかもしれませんが、
意外なところで意外な効用があったりするのです。

【補足】・・当クリニックの『電話カウンセリング』は必ず、わたくしのほうからお電話を差し上げますのでご安心を。

お知らせ)

2月11日()も『個別カウンセリング』を実施。
また、2月22日()~24日()の三連休は3日間とも営業いたします。

 


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