投資信託あれこれ

リタイアを2年後に控えたあなた。投資信託をちょっと解約して使う練習をしておきましょう

2020年1月18日


こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。

私たち投資家は
大胆さ」と「臆病さ」を同時に持ち合わせています。

たとえば投資について何も知らない状態で、
誰かから商品の勧誘を受けたりして、

500万円くらいポーンと
「ひとつの金融商品」を
買ってしまう人もいます。

かと思えば、
毎月3万円のつみたて投資をスタートするまでに、

右に行って悩み、
左に行っては足踏みをし、
足かけ6年くらいかかったという人もいます。

 

どんなケースであれ、
最初からすんなり
「自分に合った投資」を見つけられるわけではないのです。


(これは投資に限りませんが、)
紆余曲折あるのが人生というものです。


たとえば試行錯誤のすえ、
自分に合った投資スタイルを探し当て、
あとはひたすら運用資産を積み上げることに邁進してきたあなた。

素晴らしいです!
よくぞここまで辿り着けましたね。



あなたはリスク資産に資金を投じることが
生活の中で目に見えないリズムとなっています。

ふだんは投資のことは気にしませんが、
3ヶ月に一回位、保有商品の価格をチェックしています。

また、1年に一度の『リ・バランス』のときには
育ってきた資産を眺めながら、
「よしよし」と独りごちたりすることもあります。

 

運用を始めて15年、20年も経てば、
それはもう確固としたひとつの『習慣』であり、

(大きなアップもダウンも経験済みですから)
これから先、なんら恐れることはないわけです。
ただ『一点』を除いて・・。

「カンさん、その一点って?」

解約しながら、お金を使えるかどうか。です。

端的に言って、
お金をコツコツ貯め
お金を増やすことに長けてきた人ほど、

お金を使うのが不得手です。

 


具体的には「リスク資産」を売って
それを使っていくことが、

言葉↑としては理解できても、
なかなか実行できないのです。

(ホントです!)

でも、それはある意味仕方がないことかもしれません。

「山登り」でいえば、 





これまでひたすら『登る』(お金をsaveする)ことに
注力してきたあなたが、

『定年退職』(頂上)を迎えるとベクトルが急に真逆になり、
今度は山を『下る』(お金をspendする)ことを強いられます。

この【切り換え】こそが、
ライフプランにおける難所なのです。


リタイアを2年後、3年後に控えたあなたは、
【お金に対する意識】を変換させなければいけません。

(もしかすると)あなたは、
お金を貯め、定期的に同じ投資信託を買って
資産を増やしていくことが 目的化 していませんか?

アブナイですよ、ダメですよ。


いろいろ悩んだ末に、
月3万円のつみたて投資をスタートさせた頃を思い出してみてください。

 

あなたはどのような理由で
資産運用を始めたのですか?
(ホントに思い出してみてください)
・・老後の生活の中で、楽しく使うためですね?

 

資産運用のゴールとは?

保有するリスク資産を少しずつ売却しながら、
そのお金を『楽しく使うこと』に他なりません。


とは言いながら、
日々の生活習慣を急に換えるなんてなかなか出来ません。

したがって
これは冗談ではなく、

リタイアを2年後、3年後に控えたあなたには、
試しに投資信託を解約してみることをお勧めします。
(これも「練習」!)

できれば、5万円以上が望ましいです。

投資信託を売る練習をして、
解約したお金を実際「使って」みてください!

そうしながら少しずつ、
(運用は続けるけれど)「解約」することが日常となる姿に慣れていく必要があるのです。

セカンドライフに入れば、
ほんとうに【解約 → 使う】を継続的に行うことになるわけですから。


でもあまり心配し過ぎないように・・。
今はつみたて投資の逆バージョンのイメージで、
定期的に投資信託を『自動売却』してくれるサービスも登場していますよ。

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