100年ライフプラン

2020年 マネーで大事な10ヶ条!

2020年1月9日

こんにちは。
投資信託クリニック代表の カン・チュンド です。

毎年恒例ですが、年初にあたり、

当クリニックのマネーに対する
【基本ポリシー】を掲げます。

【投資☆準備編】

 

1ヶ条)まずは「お仕事」の充実を!

 

あなたのお仕事こそが
人生における「最大の投資」です。

キャリアプランの充実こそ、
良好な投資プランニングにつながるのです。

 

2ヶ条)お金を残す習慣作り

 

人は手元にお金があれば、
あるだけ使ってしまう生き物。

ですので、毎月お金を残す確実な方法は、
財形やつみたて定期などの「天引き制度」の活用なのです。

※ わたしはもう25年以上
「つみたて定期」を続けていますよ(^^)

 

 

第3条)万が一(保険)にコストをかけない!

 

保険料にたくさんお金を支払うのは
本末転倒です。

小さなお子さんがいる人は
最低限「死亡保障の保険」が必要でしょう。

あと、クルマに乗るときの「自動車保険」。

 

あとは?・・別に要りません!

(そもそも長期の貯蓄や投資を、
『保険』という道具で賄おうとすると融通が利きません)

実は資産をコツコツ積み増すことも
立派な「保険のひとつ」なのです。

 

 

 

 

第4条)多大な借金をしてマイホームを購入しない

 

借金をして「住宅資産」を先に取得するより、
「金融資産」を先に積み上げることを優先させましょう。

これからの時代、
価値が逓減する可能性が高い住宅資産を
スポット買い(しかもローンを組んで)するのは得策ではありません。

 

それに、
投資の対象がなんであれ、

継続的にかかる手数料が『低い』こともたいへん重要。
リスク資産を保有するのにかかるコストは
「確実なマイナスリターン」なのです。

(不動産、保険のけいぞくコストを
考えてみたことがありますか・・?)

 


【投資☆本編】

 

第5条)投資の道具は「投資信託」で!

 

道具選びこそ、
投資の方向性を決定するカギを握っています。

株式、債券、不動産を問わず、
個別銘柄(単品)を選ぶより、

パック商品(投資信託)を利用したほうが

〇 リスク量が把握しやすく
〇 少額から売買が可能で
〇 かつリスク分散効果が見込めます。

 

 

ポートフォリオを管理しながら、
資産の内訳を少し変更する
ちょっとだけ資金を積み増す
セカンドライフにおいて
規則的な資産の取り崩しが行いやすいなど、
投資信託のメリット(融通の利きやすさ)は数知れません・・。
(何より倒産リスクを隔離できるのが大きい!)

 

 

第6条)投資の執行は「つみたて」

 

毎月のフローからの投資、
まとまったお金からの投資、いずれも、
自動引き落としによる「つみたて」をお勧めします。

つみたて投資は、
投資執行における「心の迷い」を除去し、

確実にリスク資産が積み上げられ、
かつ、あなた自身は仕事(買い注文)をしなくてよいのです!

 

 

FINANCIAL PLANNER

 


ついでに申し上げると、
投資対象の王道は『株式』でしょう。

2020年現在、100ヵ国以上で株式市場が存在します。

株式に長期で投資を続けることで、
インフレ率を上回るリターンが得られることを歴史は証明しています。

(また、株式は毎日値段が付き、
売り買いの機会が保証されています。
この『流動性が高い』というメリットはたいへん重要です。)

 

 

第7条)サルがバナナを食べるように、
税制優遇制度を活用します。

 

iDeCo、つみたてNISAなど、
税制優遇制度をうまく活用することは、
誰にでも出来るリターンの底上げ施策です。

ただし、メリット・デメリットとも
しっかり理解しておく必要があるでしょう。

 

 

 

第8条)下がったときこそチャンスです。

 

グローバルに「つみたて分散」を行うあなたにとって、
マーケットが何度か
ドラスティックに下がってくれることは、

危機でも危惧でもなんでもなく、
チャンス』であります。

同じもの(投資信託)を
格別安く買える機会というのは
そうそうないわけですから・・。

 

※ 私見ですが・・・

米国のダウ平均、日経平均株価が高値から『3割』以上下がれば、

毎月の「つみたて金額」を2倍、3倍ににして
果敢に買いを入れていく姿勢はアリだとわたしは考えます。
(ただし、お手元に潤沢な安全資産がある場合に限りますよ。)

 

 

第9条)世界経済はいまだ『発展』途上です。

 

マーケットという場所は本質的に臆病です。
短期的にはアップダウンが大きくなることがあるでしょう。

ただ、わたしが長期的な株価上昇を楽観視しているのは、

 

・経済がすでにグローバルにつながっており、
・イノベーション(革新的なアイデア)を称賛するマインドがあり、
・全面戦争がなんとか回避され、
・途上国からより豊かになる人が何億人と生まれ、
・それらの人々の相当数が「投資」を始めているという事実です。

 

リスク資産市場全般で、毎年、新たな『買い手』が
膨大に生まれていることを私たちは忘れるべきではありません。

 

 

第10条)インデックス・ファンドを利用します

 

インデックス投資は
「人を出し抜く」投資ではなく、
「市場そのものの成長力」にお金を託す投資です。

リスク分散に長け、
ムダな動きをしないため、自ずと低コストになる、
とても合理的な投資のスタイルでしょう。

 

(インデックスファンドは)その数も種類もかつてないほど多様になり、
2020年から投資が始められるあなたが正直・・「羨ましい」!!

 


最後に、長い資産運用の途上においては、
崇高なベストではなく、
続けやすいベターを選ぶこと。

理論的にベストな投資手法にこだわり過ぎることなかれ。

あなたにフィットする
ベターな方法を続けてしまえばよいのです(^^)

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