精肉店のラム肉と投資信託。量と価格の関係って?
2019年11月1日
こんにちは。
投資信託クリニック代表の カン・チュンド です。
50代になってなぜか
『ラム肉』にはまっています(^^)
ここは精肉店・・。
『ラム肉』100グラム 500円!と表示があります。
お腹が空いていたわたしは店主に、
「ラム肉1万円分ください!」と
思わず言ってしまいました。
20 × 100グラム = 2,000グラム!(2キロ)
とても食べきれません(-_-;)
でも、投資信託なら保有できます。
とあるネット証券にて。
『ABCファンド』10,000口 15,000円!と
表示があります。
わたしは店主に
「ABCファンドを12万円分ください!」と
言いました。
8×10,000口 = 80,000口
そう、わたしは8万口の投資信託を
保有することになるのです。
⇒ どちらも毎日「値段」が変わる!
お肉の値段は、
【100gあたり○○円】ですが、
投資信託の値段は
【1万口あたり○○円】ですね。
これが↑『基準価格』です。
⇒ 買ったグラム、買った口数は減らない。
投資信託でいえば、
〇 基準価格(1万口あたりの値段)は
毎日変わる!
でも、
〇 一度買った口数(ここでは8万口)は
決して減らないのです。← ここ重要!
すみません、わたくしまた
『ラム肉』が食べたくなってきました。
精肉店に走っていくと、
『ラム肉』100グラム 250円!の表示が。
おぉ、先日より値段が下がっています。
【半額】です!!
1,000円 ÷ 250円 = 4
4 × 100グラム で、
あれ?もしかして
(これって)投資信託も同じ理屈ですか?
そうです。)
同じ「購入金額」でも、
価格が下がると、
よりたくさん「口数」が買えるという原理ですね。
とあるネット証券にて。
先日まで
『ABCファンド』10,000口 15,000円!だったのに、
『ABCファンド』10,000口 8,000円!の表示が。
暴落、です。
いや、お買い得なのです。
価格の下落によって、
より安くファンドを仕入れることができ、
決して減ることはありませんから。← ここ、重要!
投資信託を用いた資産運用は、
長いマラソンを走るようなもの・・。
今現在の「損益」は
(実は)ほとんど意味を成しません。
あなたはこれからも、
ずっとABCファンドに
『お金』を投じていくはずで、← 積立ですから。
最終的に
あなたの投資信託の価値(評価額)はどうなりますか?
「価格」が最後、そこそこ上がるのも大事ですが、
しぶとく「口数」を積み上げることもまた
あなたの投資成績を向上させるカギなのです。
どうぞ【口数】×【価格】をお忘れなく・・。