(2025年版)新入社員の皆さんへ。アナログ&独りぼっち
2025年4月2日
こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。
この4月から『新社会人』になられた皆さん、おめでとうございます!
今は期待と不安で胸がいっぱいだと思います。
これから頑張っていこうという、
あなたの出鼻をくじくようで恐縮ですが、
わたしからのメッセージは以下です。
〇読まない空気
〇流されない勇気
他人がどう思うかより、
自分がどう感じるかを優先させましょう。
『自分本位』に。ということです。
組織の中で少し浮いてしまい、
「ワタシちょっと独りぼっち気味かな」と感じても、あまり気にしないでください。
今、同期で入社した仲間がいると思いますが、仮に10人いたとしても、10年後も付き合いがあるのは多くて1人くらいです。
これから世の中は、効率化がより一層進みます。
物事(含む仕事)の進め方はよりスムーズになり、あらゆる分野で「素早い」「正解」が溢れる社会になります。
あなたが
他者と同じように流れ、
他者の空気を読みながら
他者と同じように「真面目」に仕事をしても、
何の付加価値も生み出さない時代になりつつあります。
何だか身も蓋もない寂しい話ですみません。
「何をいきなり!?」と思われるかもしれません。
しかしわたしは本気です。
あなたは生まれた時から
デジタル環境が当り前の中で生きてきました。
スマホもSNSもWiFiも、
それこそ空気を吸うように馴染んできたと思います。
私たちは今、仕事や趣味や家庭で必要な情報を、電脳空間(クラウド)に預けるようになっています。
文章の構成や修正や洗練化さえ、
あなたが考える代わりに
生成AIがやってくれます。
ということは・・・?
紙に文字を書く(日記)作業は、
あなたの感性を
あなたの脳内で育てながら
(それを)電脳空間(デジタル)には譲り渡さない行為となります。
誤解がないよう申し添えると、
デジタル環境から離れろという意味では全然ありません。
むしろ仕事上では、
AI等を積極的に活用していくべきです。
しかし同時に、
アナログ的な部分を、
意識して作り、
それを育んでいくことが、
あなたという資本の差別化に繋がると考えます。
スマホから『離れる』時間を、
週に一回、2時間でも3時間でもいいですから、創りましょう。
公園のベンチでぼぉーっとする。
カフェでも駅のコンコースでも
図書館でもビルの入口でも構いません。
デジタルデバイスなしで、
過ごしてみてください。
それを「小さな習慣」にしましょう。
繰り返しですが、
これからは「正解」が溢れる世の中になります。
したがって、
「これって正解と云えるの?」
「これ、不正解?」
「これって正直、合ってるかどうかさえ分かんない!」という、
謎の部分(グレーの部分)を、あなたの財産として育てていくべきなのです。
定量で評価できない、
定性的な「あなた」を育てていきましょう。
お仕事上でも、
『答えが出ない』『曖昧な分野』に注目してください。
また、会社の中、取引先、ちょっとした知り合い、
これから出会うすべての人を、じっくり観察してみましょう。
一人ひとりの言葉を、
あるいは表情を観察すると、
(その人の肩書などは関係なく、)
世の中にはたった『二種類の人間』しかいないことに気付きます。
他人の言葉で話す人です。
自分の言葉で話している人と仲良くなってみましょう。
そして(どうして)この人は、私を惹きつけるのだろうと想像してみてください。
数字(定量)では分からない
人の魅力(定性的)を見極めるのです。
小さな練習はいつでもどこでも出来ます。
たとえば友だちと「スペインバル」に行ったとしましょう。
供された料理を写真に撮るなんて、
もう止めましょう。
食事の目的は食べ物を味わうことです。
刹那に見た料理の姿は、
食事という行為の本質部分では決してありません。
例えば、
タコとジャガイモを用いた「プルポ・ア・ラ・ガジェガ」が、なぜスペインで生まれ、これほどスペインで人気があり、かつ、なぜ世界中に広まっているのかを考えてみましょう。
もしかすると、
「プルポ・ア・ラ・ガジェガ」の味そのものは「並」で、
そのお店の雰囲気、
あるいはそのお店のマスターの人柄・パーソナリティーが、料理を一層おいしくしているのかもしれません。
また、ふだんは大人しいあなたが、
その店に行くとなぜ饒舌になるのか、その理由(わけ)を考えてみましょう。
言われたことをやる・処理できる能力は、残念ながらこれからは評価に繋がりません。
従順や協調なんて、
ポーズだけにしておきましょう。
よい意味で、尖っていくことを意識してください。
20年後(どんな場所にしろ、)
お金を稼げる自分であるためには、
今お金を稼いでいる自分に、あまり満足しないことが肝要です。
哲学とか、アートとか、
複雑系の分野を勉強するのがお勧めです。
もちろん、
会社の中で懸命に仕事はこなしますが、会社の色に染まる必要はありません。
(逆に)みんなと同じ色に染まらない自分を褒めてあげてください。
妙な言い方になってしまいますが、
これからは
『すき間』を探すように、
人間にしかできないコトを探し求める必要があります。
がんばってください!
追伸)
ほんとうの成人式は35歳です。
カテゴリ:その他・雑記