次の電柱まで走ろう!
2025年3月26日
こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。
今の世の中、
あまりにも『効率』を求め過ぎだと思います。
タイパ(タイムパフォーマンス)や
コスパ(コストパフォーマンス)ということばが氾濫していますね。
たしかに経済全体として見た場合、
『効率』を重視して、
効果的な『結果』を目指す考え方は、重要であると理解しています。
しかし、
私たち一人ひとりは別に
『全日本・効率選手権!』に出場しているわけではありません。
この、
「そこそこハッピー」感とは、
主観的概念であり、
別に、効率ではない、
誰にも分かりやすい結果だけを求めるものでもない、
きわめて粘着性の強い、アナログで牧歌的な心情を重視する・・
つまり、あなたにとっての『納得いく選択』や『納得できるプロセス』こそが、そこそこのハッピー感に結びついたりします。
※ハッピーターンではありません。
自分が目指す「地点」に向かっていく。
これで、よいのではないでしょうか。
マラソンランナーの君原健二さんはこれまで74回フルマラソンに出場。途中棄権は一度もないそう😯君原さんはレース中に休みたくなったり止めたくなったりした時に「次の電柱まで走ろう❗️」と自分を鼓舞してきました 『次の電柱』という小さな目標を重ねゴールを目指す姿はどこか長期投資と重なる🙂
— カン・チュンド@インデックス投資アドバイザー🙋♂️ (@4649kang) October 8, 2024
君原健二さんは
1960年代から1970年代にかけて活躍した伝説的なマラソンランナーです。
氏の有名な言葉「次の電柱まで走ろう」には、
マラソンだけでなく
人生にも通じる深い意味が込められています。
“自分が目指す地点に向かっていく。”と前述しましたが、
私たちにとって重要なのは、
小さな目標設定だと思います。
あの四つ角まで、
あの電柱まであと100m走ろう。
と言う君原さんのように、
「明日、これだけはやろう」
「今週、これだけはやり切ろう」みたいな、
『小さな掲示』と『そこに向かうプロセス』が少しずつ積み上がっていけば、やがて大きな違いとなって現れてくる・・、
そんなイメージを持つのです。
仕事柄、よく
と訊かれます。
もしかすると、
「長く続けないと・・」と意識し過ぎないことが、コツなのかもしれません。
小さな目標を掲げ、それを一つひとつこなしていく果てに、大きな前進があるとわたしは思います。
カテゴリ:100年ライフプラン, 投資の発想法