投資の発想法

(特定口座内で)一体いくら解約したら手取りが360万円になる?を愚者小路さんの『Excel計算シート』が解決!

2024年11月21日

 

こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。

 

世の中には
さまざまなシミュレーションがあります。

積立(一括)投資のシミュレーションや、

20年後に5000万円に達するためには、
年率5%の計算で元本はいくら必要? など。

 

しかし、意外と見当たらないのが、
(元本額と利益の金額を入力して)

 

特定口座でファンドを売却した場合、
『手取りを〇〇万円にするには、
いくら売却すればよい?』というシミュレーションです。

 

 

 

 

 

つまり、支払う税金分を含めて
(投資信託を)いくら売却すれば
自分が望む手取り金額になるかという計算ですね。

 

この場合、
愚者小路さんの「Excel計算シート」が役立ちます。

 

詳細はこちらの記事から。

 

 

 

愚者小路さんはこう言います。

 

つまり希望する手取り額から実際の解約額を逆算するイメージですね。

 

あくまで例として「手取り360万円」を希望額としますが、数式にさえ当てはめてしまえば何万円でも計算可能です。

 

はい、おっしゃる通りです。

 

 

試しにわたしは
以下のように概算評価額、評価損益の数字を入力して、
1200万円の『手取り希望額』としました。

 

 

 

そうすると解約金額は1306万円と出ました。

 

 

ちなみにどうして「360万円」がタイトルに入っているかというと、

 

特定口座から
NISA口座への
『乗り換え需要』が旺盛であるためです。

 

 

 

 

 

来年2025年のNISAで
―もしあなたが「最大限」を目指すなら、―

年間360万円分の投資枠が利用可能です。

 

ここでは
純粋なつみたて投資については除外しますが、

 

仮に、
今まで特定口座で
個別株や投資信託への投資を続けてきた人が、

思い切って
特定口座内のファンド等を売り、
NISA口座に乗り換えると決断したとしましょう。

 

 

この『乗り換え』は、
投資できる期間がまだ10年超ある人にとってはきわめて真っ当な戦略です。

 

 

 

 

 

上記はシンプルに、
「課税される箱」(特定口座)から
「課税されない箱」(NISA口座)への お引っ越し となるためです。

 

 

リタイア後も含めた長い運用期間を考慮すれば、

特定口座内のファンドを(乗り換えずに)
そのまま持ち続けたとしても

どのみち「いつかは売るわけで」
「(そして)そのとき課税される」わけですから、

 

今のうちから
『課税されない箱』(NISA口座)へ移しておくのは、理に適った判断といえるのではないでしょうか。

 

 

年360万円ではなく、

毎月30万円ずつの「手取り額」としたい人は、
上記Excel計算シート上で

手取り希望額「30万円」と入力し、

 

ファンド評価額、評価損益の数字を入力すればよいわけです。

(すると、解約すべき金額が出ます)

 

 

 

 

そのほか、
愚者小路さんの「Excel計算シート」は、

 

たとえば、
親御さんが施設に入所することになり、
一時金として1000万円が必要になる。
手取りを1000万円にするには、
いくら解約すればよいのか?

 

というようなニーズにも対応できるでしょう。

 

愚者小路さん記事
特定口座で手取り360万円になるよう解約する方法は?計算シート配布しときます(投資に使えるExcel)

 

カテゴリ:投資の発想法

おすすめの記事