NISAはゆりかごから墓場まで使い倒したい・・
2024年10月23日
こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。
NISA制度は
その非課税金額のボリューム感、
そして期間が無期限化されたことで、
一挙に国民の「生活インフラ」のひとつに浮上してきました。
ただ、あえて付言すれば、
NISAが使えるようにして欲しい!
ジュニアNISAが終了し、
ゼロ歳児から18歳未満の人たちは「NISA制度」からこぼれ落ちてしまっているのです。
(金融庁は当然要望しているはずですが、)
来年度の税制改正大綱で
ぜひとも、
『NISAを未成年にも拡充』。
これを実現していただきたいです。
つまり、
生 死
本人が望めばいつでも「NISA制度」が利用できる環境の実現です。
人はオギャーと生まれたら、
すぐに「空気」が要ります。
そして死ぬまで「食べる」必要があります。
そんな生きる根底インフラのひとつが「お金」でしょう。
人口減少が続き、
期待寿命だけが延びる世の中では、
政府が財政的に差し伸べてくれるお金の総量は、減っていかざるを得ません。
少なくとも「お金」に関しては
自助努力で賄う部分が増していくわけです。
「ゆりかご」から「墓場」までNISAを!
という要望は、
なにも
ほんとうにゼロ歳から96歳(死去時)まで、
NISAで金融商品を持ち続けるという意ではありません。
(これは前々回のYouTubeライブでも申し上げましたが、)
NISA利用の選択幅は「こんなにも広いのですよ!」という安心感の提供を意図しています。
ぜひとも、
金融庁さんには頑張っていただきたいものです。
未成年者が
(本人の名義で)
NISAを活用できるようになれば、副次的な効果も期待できます。
それは、
パパ、ママも利用するNISAという「箱」で
パパ、ママと同じような「投資商品」を用いて
パパ、ママと同じように『投資』という行為に参加している。という「一体感」です。
冒頭で述べたとおり、
お金とは、
食べる、健康でいる、楽しく暮らす。を底辺でささえる「生活インフラ」のひとつです。
お金をsaveし、お金を管理する中で、
投資そのものが人生の『習慣』になりやすいと思いませんか?
NISA制度を(ぜひとも)
ゆりかごから墓場まで使い倒したいものです。
カテゴリ:NISA活用法