投資の発想法

資産運用の平等性について

2024年9月25日

 

こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。

 

資産運用という行いでは、
お金のみが材料です。

あなた(運用者)がどんな人かは一切問いません。

これが今日の結論です。

 

運用を行う者の
性格とか、出自とか、社会での地位とか、肩書きとか、

そんなものは(こと資産運用に関しては)一切聞かれません。

 

まず、
株式市場(マーケット)がそんなことを全く気にしません。

これは(考えてみれば)
スゴいことです。

 

 

 

 

 

学校なり、職場や職業なり、地域のコミュニティになり、人がどこかに属するためには、それなりの『入場制約』があるものです。

 

ところが資産運用では、

職があるか・ないか
田舎暮らしか、都会暮らしか
コミュ障か・そうでないか、

賃貸か持ち家か
(職がある場合は)
正社員か派遣社員か、

年収が多いか・少ないか
健康かそうではないか
(朝は)パン派か・ごはん派か、

 

若者か老人か
どの世代の人か

男か女か
自炊派か外食(中食)派か、
来年に希望を抱いているか・いないか、

 

そんなことはいっさい関係なく、

 

 

あなたが、
材料(お金)を多少なりとも持っていれば、
この材料を増やしたいという気持ちとともに、
今のところ「何に生かせるか」は答えがなくても、資産運用に『参戦』することができます。

 

 

当たり前と捉えられがちなのですが、
あえて「文字」にしましょう。

 

参加者の資格制限はなし。です。
参加者の資格制限はなし。です。

 

 

 

 

 

わたしは長年資産運用を行う者の一人として、

参加者の資格制限はなし。

 

の部分に、
曇りのない
平等性を垣間見る者のひとりです。

 

 

もちろん
(資産運用を実践するうえで)『知識』は必要です。

また運用における『リスク』を承知し、
あなたはそれを背負う必要があります。

 

でも、
我々は自由なのです。

 

 

どんな運用を実践しようが、
長くそれを続けようが、
途中で止めようが、

誰からも、何からも「束縛」を受けません。

 

そんな自由でフェアな空気が流れるからこそ、市場(マーケット)は残酷であり(かつ)清々しさを感じる場所なのです。

 

 

 

 

 

最後に、

日本では
課税口座(特定口座)において、

「源泉徴収あり」

つまり、
源泉分離課税方式を選択することが出来ます。

 

これをわたしは高く評価します。

 

 

運用者が
まったくの無職であっても
会社経営者でも
専業主婦(主夫)でも、

どんな立場の人でも、

 

 

投資の利益に対する課税は、
その利益の大きさだけを目安に
一定料率で計算され、
『徴税』がそこで完了する。

 


自由でフェアだと思いませんか?

 

 

 

 

 

今、
自民党の総裁選が真っ盛りですが、

有価証券の売却益
つまり「譲渡所得」の総合課税化だけは避けていただきたいと願っています。

 

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