お金の摩訶不思議

このイラストの状態にならないよう『お金』と適度な距離を保ちましょう

2024年9月5日

 

こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。

今日、わたしが言いたいことは
このイラストに凝縮されています。

 

 

 

 

 

ところで、

わたしは男です。

 

この年(56歳)まで生きてきましたので、
恋愛の二つ、三つは経験があります。

 

男の人が女性に夢中になると、
いろいろと厄介です。

学業や仕事が疎かになります。

また、
自分の進路を(知らぬ間に)方向転換したりもします。

 

 

多大な時間とエネルギーを費やし、
しかし振り返ってみると、

「あの夢中とはいったい何だったのだろう・・」と呆然としたりもします。

 

 

 

 

 

ただ、幸いなことに、
老齢に近くなると、
もう異性に相手にされなくなり、

 

自分自身も
その種のエネルギーが枯渇してきて、
色恋は卒業するという心境になってきます。

 

 

ところが、です。

『お金』はそうではありません。

 

お金を好むという気持ちには(色恋と違って)限りがありません。

 

 

老若男女問わず、
普遍的に『お金』は人を魅了します。

 

お金の
実務的な部分を「好き」になる人もいれば、
概念そのものに「惚れて」しまう人もいます。

 

デジタルの数字そのものに愛着する人もいれば、
現金の厚みや湿りっけに安心を感じる人もいます。

 

そもそもあなたは
「お金がキライだ」という人に会ったことがありますか?

 

 

 

 

お金の魅力はその抽象性にあります。

どのように解釈してもOKなのです。

 

(まず、)実際に使う、散財することでその威力を実感できます。

あるいは、

実際に使わずとも、
電脳空間に飾っているだけで、足元からじんわり満足感を覚える人もいます。

 

ふしぎなものです。

 

 

 

 

 

若いときには
お金に関心がなかった人が、
年を重ねるにつれ、
お金を慕うようになるケースもあります。

 

また、
20代から90代まで
まったく同距離でお金を思慕する人もいます。

 

眺めているだけでも気持ちが安らぐ・・
お金があると確認するだけで安心感が漂ってくる・・

 

あって邪魔になるものではないし、
増えて困るものでもないし、

まして今はデジタルの世の中だから、
(お金が)いくらあっても場所を取られない・・

「精神安定剤のようなもの」と言われたお客様もおられます。

 

 

でも、です。


お金(数字)そのものを慕う気持ちは、

一歩間違えば、
あなたの気持ちがお金に傾倒して、お金に行動や思考が支配される恐れを示唆しています。

 

 

 

 

永続性があるお金と違って、
限りがあるあなたの人生は、あっという間に尽きてしまうのです、

 

冒頭のイラストのように。

 

カテゴリ:お金の摩訶不思議

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