投資家の感情リスク

投資をしていると(ときに)減ることがあります

2024年8月5日

 

こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。

まずは深呼吸してください。

 

遠くの景色でも眺めて、
それからMOWのアイスクリームでも食べて、

 

この『株価急落』に対して、
何か行動(アクション)を起こそうとしている自分に「ストップ」をかけてください。
8月2日 「日経平均株価」マイナス6%
8月5日 「日経平均株価」マイナス12.4%

 

 

 

 

 

いつ、
どんな形で投資を始めたとしても、

 

“投資をしていると、
大きく減ることがあります”

 

これは歴然とした事実です。

 

 

20年超投資を続けている人で、
『含み損』を経験していない人などいません。

 

儲かる目は
損する目を経験しないとやって来ません。

 

 

 

(実は)株式市場は怖いところです。

 

「えっ、こんな増えるの?」
と、魔法をかけられたみたいに簡単にプラス30%くらいになるすぐその傍で、

 

何も悪いことをしていないのに、
そんな兆しの欠片もなかったのに、

地滑りが起こったかのように
容赦なくマイナス20%超くらいになることが「たまに」あります。

 

 

 

 

 

これを機会に、

マーケットというところは
おっかなびっくり、怖い相手なんだと再認識しましょう。

 

 

8月2日(金)
8月5日(月)の日経平均株価の下げは歴史に残る『急落』ですが、

 

明日以降、
決してヒトの本能的な行動を、真似てはいけません。

 

 

私たち人間は、

 

「なにか大きな事象が起こる」⇒「それに反応し」⇒「すぐさま行動を起こす」!

 

そんなふうにDNAが構成されている生き物です。

 

 

ですので、

動きたくなる。
動かないとやってられないと感じてしまう・・。

そのお気持ちは
痛いほど分かります。

 

 

 

 

 

もしも(この先)株式市場の下落が続いたとして、

⇒「それに反応し」
⇒「すぐさま行動を起こしたい!」

と湧き上がる気持ちを、

 

いかに誤魔化せるか・・。

 

これこそ、長期投資家になるための『ハードル』なのです。

 

 

声を大にして申し上げますが、

 

『ナマケモノ』のように
何もせず、動かない。

 

それが正解です。

 

 

 

 

今のところ、
米国時間8月5日(月)のマーケットは
下がることが分かっています。

 

 

 

画像元:CNN Pre-markets
(US時間:Aug 5 at 2:40:39 AM ET)

 

 

こんな下落、いつまで続くか分からないし、なるだけ早く売ってしまって、しばらく様子を見よう・・・・・・。

 

という『考え方』をしてしまうと、

 

いつかは分かりませんが、
市場が大きく反転する際に、

乗り遅れてしまう可能性が高いでしょう。

 

 

マーケットの無慈悲な下げが、たとえ半年、1年続いたとしても、鈍感第一で。

 

投資に回しているお金はそもそも普段の暮らしとはまったく関係ないわけですし。

 

 

いい加減に。をモットーに、マーケットなど見ないでやり過ごしたほうが良さそうです。

 

 

真面目にならない。
反応しようとしない。

 

株式市場がどれだけ酷い下げ方をしても、

セミの鳴き声は同じですし、
MOWのアイスクリームの美味しさも同じです。

 

何もしない!= 行動(アクション)を起こさない。と決めることが、最善の道なのです。

 

 

どうしてそんなに断定的に言えるの?

 

株式市場が高値から20%超下がる『急落』は、100年超の歴史の中で、何十回と起きている、ふつうの出来事だからです。

 

 

あなたが、
はじめての「急落経験者」ではありません。

 

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