投資家の感情リスク

投資では『理論』『実践』『ミステイク』、どれがいちばん大事?

2024年7月15日

 

こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。

投資は
あなたが思っている以上に泥臭いものです。

 

また投資は、
「人文科学の一分野であり、大教室で座して学ぶべし」という類のものでもありません。

 

理論(THEORY)を知るだけでは
お金は一銭も増えないのです。

 

 

 

 

 

投資とは・・、

サッカーボールを与えられて、
さあ、遊んでみな。

 

とか、

トマトの苗があるから
裏庭で育ててみな。

みたいな、

実践(PRACTICE)で覚えていく行為でしょう。

 

 

以下、Gold Riverさんのポストが興味深かったのでシェアさせてください。

 

 

 

 

何かの行為を『学ぶ』ということを、

 

自己の行動システムを(それに)適応させ、
そして変化した己の『行動システム』を
長期にわたって維持できるようになること。

 

と仮に定義すれば、

 

 

投資においては
まさに理論(Theory)だけではなんの意味もなく、

 

理論+実践(PRACTICE)によって
その行いが身に付くものです。

 

(中には先に『実践』をして、
あとから『理論』が体験として分かってきたよ。という人もいます。)

 

 

 

 

 

では、

 

理論(THEORY)、実践(PRACTICE)、ミス(MISTAKE)の中で、何がもっとも『学び』の量が多いのでしょうか?

 

 

それは、
ミス = 失敗 でしょう。

 

 

誤解を恐れずに言えば、

投資においては「1回目の失敗」を、

 

早めに、
なるだけ分かりやすく、
体験してしまったほうが、
長い目で見て
同じ姿勢で投資が続けやすくなると考えます。

 

 

 

 

換言すれば、

MISTAKE = 失敗こそが
意味のある『実践』であり、

MISTAKE = 失敗こそが、
『理論』を己の血と肉にしてくれる具体策なのです。

 

 

ですので、
『ミス』を恐れず、まずは無理のない金額の範囲で、投資商品を買ってみる・・、

すなわち『実践』してみることをわたしはお勧めします。

 

 

何も最初から完璧を目指す必要はないわけです。

サッカーボールをもらっても、最初はうまく蹴られません。
トマトの苗を植えても、1回目はうまく実が付かなかったりします。

 

 

 

 

大切なのは、ミステイクを、物事の習熟のための『近道』と捉えられるか否かという点なのです。

 

ただし最初のスタート時点では、
くれぐれも無理のない金額で始めることを心がけましょう。

 

カテゴリ:投資家の感情リスク

おすすめの記事