投資では『理論』『実践』『ミステイク』、どれがいちばん大事?
2024年7月15日
こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。
投資は
あなたが思っている以上に泥臭いものです。
また投資は、
「人文科学の一分野であり、大教室で座して学ぶべし」という類のものでもありません。
お金は一銭も増えないのです。
投資とは・・、
サッカーボールを与えられて、
さあ、遊んでみな。
とか、
トマトの苗があるから
裏庭で育ててみな。
みたいな、
実践(PRACTICE)で覚えていく行為でしょう。
以下、Gold Riverさんのポストが興味深かったのでシェアさせてください。
理論から学ぶ
— Gold River (@Goldriver2020) July 9, 2024
実践から学ぶ
ミステークから学ぶ https://t.co/z8sm2gFLT5 pic.twitter.com/BRTLtf6aQm
何かの行為を『学ぶ』ということを、
長期にわたって維持できるようになること。
と仮に定義すれば、
投資においては
まさに理論(Theory)だけではなんの意味もなく、
理論+実践(PRACTICE)によって
その行いが身に付くものです。
(中には先に『実践』をして、
あとから『理論』が体験として分かってきたよ。という人もいます。)
では、
それは、
ミス = 失敗 でしょう。
誤解を恐れずに言えば、
投資においては「1回目の失敗」を、
なるだけ分かりやすく、
体験してしまったほうが、
同じ姿勢で投資が続けやすくなると考えます。
換言すれば、
MISTAKE = 失敗こそが
意味のある『実践』であり、
MISTAKE = 失敗こそが、
『理論』を己の血と肉にしてくれる具体策なのです。
ですので、
『ミス』を恐れず、まずは無理のない金額の範囲で、投資商品を買ってみる・・、
すなわち『実践』してみることをわたしはお勧めします。
何も最初から完璧を目指す必要はないわけです。
サッカーボールをもらっても、最初はうまく蹴られません。
トマトの苗を植えても、1回目はうまく実が付かなかったりします。
大切なのは、ミステイクを、物事の習熟のための『近道』と捉えられるか否かという点なのです。
ただし最初のスタート時点では、
くれぐれも無理のない金額で始めることを心がけましょう。
カテゴリ:投資家の感情リスク