100年ライフプラン, つみたて投資

マックのセオリーに則れば、未成年口座での積立投資を積極的におススメします

2024年5月8日

 

こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。

わたしが子どもの頃は
マクドナルドで
「お誕生日会」を開くことに憧れたものです。

 

 

 

 

 

ところで・・、

マックはどうして、
子供向けのイベントとか販促に力を入れているのでしょうか?

 

それは・・、

 

生涯にわたってマクドナルドを利用してもらうためですね。

 

 

この『マック・セオリー』
投資にも生かせます。

 

何も難しく考えないこと。

 

小さい頃から親と一緒にマックに行っていた子供は、自分が大人になってもマックに行くでしょう。
そして、自身の子どももマックに連れていくわけです。

 

 

これが『マック・セオリー』。

 

 

人間とは経験と習慣の生き物です。

 

 

 

 

 

小さい頃から
自分名義の口座(未成年口座)があることを知り、

「とうししんたく」なるもので、
「つみたてとうし」なるものを親がやってくれている。

 

その認知が、体の端っこに付着しているだけでも(大いに)意味があります。

 

加えて、

 


「パパ、ママも、つみたて投資というものをずっとしてるんだよ」

 

と、

 

あなた(親)が子どもに
繰り返し表明してあげれば、

 

子は、

自分の親が
実践しているのと同じ事を、
自分もやっているのだと薄々感じます。

 

 

中学とか高校に入ったら、

親御さんから
「とうししんたく」なるもの、
「つみたてとうし」なるものの、

具体的な説明をしてあげてもよいでしょう。

 

 

 

 

 

マック・セオリーも
親子双方の積立投資も

根底の考え方は同じで、

 

それは、

親が子に
『習慣』を伝授することなのです。

 

 

わたしは

子どもが生まれたら「つみたて投資」が、当たり前の世の中になると確信しています。

 

それは単純に、

 

つみたて投資をする「親」が増える。→ 結果、「子」につみたて投資をさせる親も増えていく。

 

という流れが出来るためです。

 

 

 

 

この親子つみたて投資には、
思わぬ『副次効果』があります。

 

自分の子どもに
「未成年口座」で積立投資をさせているあなた(親)は、つみたて投資を途中で止めることが出来なくなるのです。

 

止めてしまえば、お子さんに示しがつかないですから。

 

 

「未成年口座」は、
例えばあなたがSBI証券に口座を保有していれば、

子ども名義の口座が
親権で開設できます。

 

楽天証券やマネックス証券等も同様です。

 

 

※ジュニアNISA口座の開設は2023年末で終了しています。

 

 

でもカンさん!

新NISA口座なら非課税でお得感があるけど、

未成年口座って『課税口座』でしょ。
そんなの小さい頃から始めて意味あるの?

 

成人してから
新NISAでつみたて投資始めてもいいんじゃない?

 

 

 

 

 

んー、どうなのでしょう。

 

率直に申し上げれば、

マック・セオリーに則った
未成年口座での「積立投資」は、
数字上のリターンに重きを置いていません。

 

 

目的は、
生涯にわたって続けられる投資という名の『習慣づくり』です。

 

これまで一度もマックに一緒に行ったことがない親子が、子が18歳になったからといって突然一緒にチキンタツタを食べたりしませんよね。

 

 

積立の金額は、ほんとうに月5000円でも、月1万円でもよいのです。

 

コツコツ積立を続け、お子さんが15歳とか16歳になって、つみたて投資の効用(マイルドなプラスのリターン)を実感できれば、

 

また(つみたて投資を通じて)
経済や社会全般の『知識』も増えてくれば、

 

自身が成人して、社会人となったあとも、
自分の意思で『積立』を続ける可能性が高まるのではないでしょうか?

 

 

 

 

 

ちなみに、ですが、

ゼロ歳から70歳までの70年間、
月1万円を「全世界株式インデックスファンド」に積み立てし、

仮に(結果として)年5%程度のリターンが達成できたら、

 

 

 

 

投資元本「840万円」で
資産は「7650万円」くらいに育つことになります。

 

カテゴリ:100年ライフプラン, つみたて投資

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