寡黙な高倉健さんこそ、インデックス投資家の鏡です
2024年4月17日
こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。
わたしは
こう見えてけっこう保守的でした。
「男はこうあるべし!」と
ずっと意識してきました。
・目立たない
・騒がない
= 無駄口を叩かない
・他人のことをとやかく言わない
・人に弱いところを見せない
(背中で泣くのが男の美学・・?)
・仕事は男の生き様そのもの
そう、
わたしにとってのあこがれは
高倉健さんです。
わたしは高倉健さんに代表される
昭和の寡黙な男こそ、
実は「インデックス投資」に
向いていると思います。
以下、
わたしの『妄想インタビュー記事』です。
しばしお付き合いください。
寡黙な男、健さん)
平均をなぞるって、
良いも悪いもひっくるめて
世の中の出来事を引き受けるってことじゃないですか。
自分はそこに潔さを感じます。
男がいったんやると決めたら
二言はないんです。
黙って己の意思を貫く。
それが結果として長期になるだけのことじゃないですか。
映画「ブラックレイン」より。
習慣なんだと思います。
朝起きて歯を磨いて
服を着て外に出ていく。
空を見上げてその日の空気を感じ、
さて、自分は今日どう振る舞うべきかと考える。
いちばん難しいのは、
毎日毎月同じことを、
同じようにするってことじゃないでしょうか。
習慣の中に、
男の意気が透けて見えるような気がします。
投資がイヤになったりしませんか?
良いも悪いもあるのが投資ってもんでしょう。
そもそも、
生きることそのものが
独りで舟を漕いでいくようなものです。
舟底の下はだだっ広い海。
何の保証もありません。
明日、自分がどちらの方向に流されるかも分からない。
たまたま上げ潮に乗ることもあれば、
下げ潮に身を任せないといけないときもある。
その不安定さを、
どこかで楽しむくらいの余裕があってもいいんじゃないでしょうか。
お金のことも、同じだと思います。
何しろ棺桶に入る寸前まで
付き合わないといけない相手ですから。
自分のお金くらい、
自分がとことん信じてあげないと・・。
自分にはそんな難しい言葉は分かりません。
ただ、この年になって
「世の中は知らないことだらけだ」と実感します。
本当は世界中を旅して、
その土地土地の違いを肌で感じればいいんでしょうが、自分にはそんな甲斐性はありません。
だったら、
せめて自分のお金には
世界のいろんな場所に行ってもらって
違った空気を吸ってきて欲しいんです。
自分のお金が成長するのを信じてじっと待っています。
『男は黙ってインデックス投資。』
妄想、終わり)
カテゴリ:インデックス投資全般