NISA活用法

何度でもリピートしますが、NISAの「つみたて投資枠」だけで1800万円の生涯投資枠があります

2024年1月26日

こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。

 

 

 

 

突然で恐縮です。

 


オーストラリアって何処にありますか?

 

 

 

 

        右下です。↑

 

続いて質問です。

 

 

 

 

オーストラリアは何処にありますか?

真ん中、です。

 

画像元(いずれも):Country Centered Map Projections

 

 

どこから眺めるかで、
物事の「見え方」は違ってきます。

 

それはNISA制度も同じです。

 

 

 

NISAでは
『つみたて投資枠』だけで1800万円の生涯投資枠があります。

 

えーっと驚かれましたか?

これをご存じでない人が意外と多いのです。

 

 

より正確にいうと、

 

NISAの『つみたて投資枠』は
「最大」1800万円の枠があります。

 

となります。

 

 

例えば、です。

 

 

 

 

もしもあなたが望めば、

「成長投資枠」に600万円を入金し、
「つみたて投資枠」に1200万円を入金するという形も作ることが出来ます。

 

 

仮に積立形式でファンドを買っていくとすると・・、

こつこつマイペースで、

 

「成長投資枠」・・  月5万円積立
「つみたて投資枠」・・月10万円積立 していくことが可能です。

 

(もちろん「成長投資枠」は年60万円一括で投資もOK)

 

すると、10年かかって
1800万円の元本が埋まります。

 

 

 

 

 

あるいは、もっと「ゆっくり」のんびりペースで、

「つみたて投資枠」のみ月10万円積立で行けば、
15年かけて1800万円の元本が埋まりますね。

 

上のいずれの場合も、

 

『つみたて投資枠』をメインに据えて
NISAを利用するわけです。

 

 

 

あるいは、逆のパターンも可能です。

 

「成長投資枠」・・  月10万円積立
「つみたて投資枠」・・月5万円積立 とします。

 

すると、10年かかって

「成長投資枠」1200万円入金、
「つみたて投資枠」600万円入金することとなり、

1800万円の元本が埋まります。

 

 

この場合、
『成長投資枠』をメインに据えてNISAを利用するわけです。

 

(ただし、成長投資枠の投資上限額は1200万円です。)

 

 

上空1万メートルからNISA制度を俯瞰してみましょう。

 

 

 

 

 

NISA制度とは?

 

『成長投資枠』を大きくすることも出来るし(但し上限は1200万円)、
『つみたて投資枠』を大きくすることも出来る(上限は1800万円)、『二面性』を有した制度であることが分かります。← ココ、重要。

 

 

NISAって
先に成長投資枠ありきでしょ。

 

NISAでは
成長投資枠のほうが大きな投資枠!

 

と思い込んでいる人は、

 

強大なメディア、膨大なSNSから流れてくる断片的かつ断定的な情報に翻弄されている可能性があります。

 

 


『1年あたり』の最大入金可能額

「成長投資枠」・・  240万円
「つみたて投資枠」・・120万円 に囚われすぎないようにするのがポイントです。

 

240、120 という数字を意識し過ぎると、NISAの本質が見えにくくなってしまいます。

 

 

本当に重要なことは、トータルの入金可能額(=最大投資可能額)で『ふたつの枠』を比較することです。

 

 

 

 

成長投資枠の入金可能額は 1200万円。
つみたて投資枠の入金可能額は 1800万円です。

 

もちろん、ふたつの枠を併用した場合は、
ふたつ合わせて計1800万円が「限度額」となります。

 

 

今、あまり深く考えず、
NISAにどんどんお金を入れようとしている人、いませんか?

 

 

その前に・・、

 

ワタシは、
成長投資枠向きの人?

 

(それとも)
つみたて投資枠向きの人?

 

を熟考する必要があります。

 

なにしろ非課税期間は無期限なので、ぜんぜん慌てなくてよいわけです(笑)

 

 

 

カテゴリ:NISA活用法

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