投資とミニマリストな私
2023年12月24日
こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。
我が家には小さな庭があります。
今は葉牡丹とネギとシクラメンを育てています。
カーポートも(いちおう)ありますが、自転車が二台ポツンとあるのみ。
コロナ禍の折、
東京から徳島に引っ越すときも
妻と話し合い、ずいぶんモノを処分しました。
今でも、
「ああ、これは要らない」
「あれも捨てようかなぁ・・」と独り言ちている自分がいます。
要らないモノにサヨナラして
空間的にスッキリする(余白が生まれる)ことで、どこか充足した気分になるのでは?
これってどうして?
きっと、
本当に必要と思えるモノ(=価値を見出せるモノ)だけに囲まれることになるからでしょう。
上記、『資産運用的』に展開してみましょう(笑)
自分に本当に必要と思える金融商品(=価値を見出せるモノ)だけに囲まれると、充足した気分になります。
やるべきことを・過不足なくやっている感覚になれるわけです。
するとストレスが生まれにくく、
同じ姿勢で
長く投資を続けやすくなります。
(これが『シンプル投資』の効用です)
小さな一部分として、
「シンプル投資」が成り立つとわたしは考えます。
わたしは半ば本気で、自分の全荷物を「段ボール二箱」に収めたいと願っているのです。
自分が納得できるモノだけを持っているのは、
あなたが『モノ』(道具・製品・サービス)をコントロール出来ている状態です。
これだとストレスが湧きにくいです。
意外な盲点なのですが、
モノが多ければ多いほど、それらのモノを意識したり、それらと関わる時間が生まれてしまいます。
(それだけ時間とエネルギーを消費させられるわけです。)
本当に必要なモノだけを所有していれば、
すると、
対岸に立ち寄るように自然と、
「自分にとって、次なる Need や Wantsは何だろう? それらは何処にあるのだろう?」と考え始めることが出来ます。
これこそ、ミニマリズムの効用ではないでしょうか。
NightWalkerさんがこちらの記事で次のようにおっしゃっています。
(記事の主旨とは違うところでの引用でごめんなさい。)
私も、サラリーマンに向いていなかったと
早期リタイアしてから気が付きましたが、
30年くらいはサラリーマンに向いていると思って生きてきました。
自分って何なの? いまさらモラトリアムなこんな問いかけは、一生必要なことなのかもしれません。
フム。深いお言葉です。
あなたもわたしも、
自分のことって、分かっているようで分かっていない!
多くの『モノ』に囲まれれば囲まれるほど、
人生における 本当のWants を見つける「きっかけ」が掴めず、
あっという間に73歳くらいになってしまうのが、
今日の高度なテクノロジー社会の恐ろしさではないでしょうか。
時間はかくも安易に消費されてしまう!
かつてのわたしもそうでしたが、
モノを積み重ねて、それをたまに眺める自分は『過去』に重きを置く自分です。
モノに囚われない姿勢は、
明日、どう過ごしていこうか?
来年、どう生きるの?と『未来に向き合う姿勢』につながるのでは?
ミニマリズムとは、自分を探す旅の準備作業。
シンプルな生活を手に入れると、
こころも体も軽くなった感じがするのは、誇張でもなんでもなく真実であります。
カテゴリ:投資の発想法