投資との奇妙な出会い
2023年9月5日
こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。
私たちは普段、
「代わり映えしない」「単調な毎日」をただ繰り返しているだけ、と思っています。
例えば最寄り駅に行く際に、
100回通ったらもう99回は
ファミマがある交差点を右に曲がるのに、
なぜか(ほんとうにたまたま、)
その日だけはわざわざ回り道になる商店街の中を歩いて、
そのとき本当にたまたま、
書店で投資信託のムック本を見つけ、
普段ならそんなモノ手に取らないのに、
たまたま手に取って・・・
という人を
わたしは知っています。
例えば、
・ボーナスが出たから・友人に勧められたから
・お金のセミナーを受講したから
・コロナ禍に遭遇したから
人は『お金』のことに興味を持ち始めるのでしょうか?
わたしはこの仕事を23年間続ける中で、多くの『間違い』や『勘違い』をしてきたのですが、もっとも直近の『間違い』は、
コロナ禍は、
友人と時間をともにし、
また職場の中で同僚と時間をともにしていた「日常」を奪った張本人。
あなた自身を中心とした『暮らしの円』がかつてあり、
そこでは誰かがあなたを気にかけ、
またあなたは「何か」の役回りを担い、
他者と交わる中で忙しく『円内』で立ち居振る舞っていたはずです。
(ウイルスのせいで)
突然ブチっと弾けてしまった・・。
それは不意打ちであり、
まさに「非日常的な感覚」への突入でした。
実に多くの若者が、
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などと検索を始めたことが各種データによって裏付けられています。
これまで、投資への関心は、
まるで潮の満ち引きのように、
「高まること」もあれば、
「低くなってしまうこと」もありました。
もっとも引いてしまった時期、
2008年の後半から2012年の秋口くらいまでの間は、
投資はマイナーな空間の片隅に追いやられていたのを今でも思い出します。
ところで、間もなく『新NISA』が始まります。
この新たな非課税口座は、
今までの『きっかけ』因子とは
比べものにならないほど、強力な磁気を有していると考えます。
正直、
わたしもあなたもその影響力を
まだ過小評価しているきらいがあるのでは?
わたしが『新NISA』の影響力がマジョリティーの日本人を突き動かすほどのパワーを備えると予想しています。理由はふたつあります。
あきらめの境地が明確になる
中に入れる「道具」のバランスが整っている
2.について詳説しましょう。
仮に同じ内容を持つ『新NISA制度』が10年前に出来ても、
「器は素晴らしいけど、中に入れるべき投資信託が揃ってないよね」という状態になっていたことでしょう。
そういう意味では今、
超低コストのさまざまなタイプの『インデックスファンド』が品揃えされ、
それを、非課税期間が無期限化した器(新NISA)に入れられるというのは、かなり強力なコラボです。
ただし、
投資という行為は
(そもそもが)壮大な時間差攻撃 です。
↑
投資を始める ・・・・・・・・・・・・・ 資産が育つ。
将来に向けて実直な花を咲かすため、
今からコツコツ積み立てを始めればよいのです。
今はまだ信じられないかもしれませんが、
「でね、その時はね、積立投資を始めるかどうかでもう、2ヵ月も3ヵ月もひとりで悩んでたの。」
と、昔話として語れるようになります。
あなたと投資との出会いは(いつでも)priceless です。
カテゴリ:お金の摩訶不思議