当クリニックがサービス料金を『時間制』のみにしている理由
2023年8月18日
こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。
米国では資産運用のアドバイザーが30万人以上もいるそうです。
日本でも、
さまざまなタイプのアドバイザーが、
『独自の考え』に基づいて、
金融商品を販売したり・しなかったり、
顧客からサービス料金を徴収したり・しなかったり(無料)しています。
あなたが必要なときに、
必要なだけ利用してくださいね。というもの。
例えるなら、家の近所にある、
ビストロみたいな感じでしょうか。
あなたが、
『食べたいと思ったときに、予約をして、食べたいだけ注文する。』
そして食した分だけ、代金をお支払いいただく。
もちろん、再訪するかどうかはあなた次第です。
〇 必要なだけ
〇 料金を払って
〇 利用する。
必要なくなれば、利用は終わり。
これを突き詰めて、当クリニックは、
今のシンプルな『時間ベース』のカウンセリング料金になりました。
再診(60分)15,000円
FP(ファイナンシャルプランナー)の中には『顧問契約』という形で、「月額」、あるいは「年額」でいくらというふうに、サービス料金を設定されているところもあります。
実は昔、当クリニックも
「年間契約」を採用していた時期があったのですが、途中で止めてしまいました。
利用する人の立場に立つと、
「今月(今年)は何も相談していないのに、なんで料金払ってるんだろう?」という違和感が起こり得ませんか?
わたしの経験上ですが、
お金に関する相談事って、
あれも、これもと、解決すべきことが多数ありますが、
3年、5年と、
判を押したように、規則的に「お悩みごと」が発生するわけではありません。
そもそも5年経っても、7年経っても、恒常的に「悩み」が発生するようなら、アドバイザーの提案内容のほうに問題があるかもしれません。
当クリニックは特に
超シンプルなコツコツ投資のみでOKです。
を標榜しているため、
悩みごとは少なくなって「当たり前」なのです。
通ったとしても、
一生涯で数回通うだけのクリニック。
それが投資信託クリニックのコンセプト。
過去にはお客様の運用資産額に応じて
『パーセンテージ』で料金を請求させていただく、ということも試みました。
これは『顧問契約』より理に適っていると云えます。
(なぜなら、お客様の資産が増えることで、当クリニックの報酬も増えるためです。逆もしかり。)
ただ、報酬ベースを
運用資産額の『パーセンテージ』にしてしまうと、
頭のどこかで万が一にも、
よりアグレッシブなポートフォリオを提案し、
(= わたしの報酬がより増えてほしいと)願わないとは限りません。
サービスを受ける立場に立ったときに
わたしならもっとも重視するのは
【フリーハンド】(=自由さ)です。
特定の会社、特定の商品を紹介するインセンティブを持っていないか。
いつでも自由に、そのサービスを止められるか。
これらを想起したときに、
最終的に『時間制』というサービス提供に落ち着いたわけです。
仮に一人の相談者さまと20年つながりが続いたとして、
1年目と7年目と18年目に、
計3回、画面越しにお会いして面談し、
ほんとうにその人が資産を増やすことができ、
かつ当クリニックのアドバイス内容にご満足いただければ、わたしはそれでOKであります。
そのような『細く・長く』のお付き合いを今後も目指してまいります。
「カンさん。そうは言うけど、
一体どんなことからどんなことまで相談していいのか分からないよ。」
というあなたは、一度『相談事例トップ7』をご覧ください。
カテゴリ:わたしのFP修行