不安と希望は兄弟。リスクとリターンも兄弟。
2023年3月26日
こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。
自営業者として過ごす中で、
実感することがあります。
それは・・、
仮に今日から1ヵ月間、
このブログを更新しなければ、
間違いなく
2、3ヶ月後の集客に影響が出てくるでしょう(笑)
たとえば来週の日曜日、
500人が集まる『資産運用セミナー』があって、わたしがそこに登壇するとします。
そのときに、
どれだけ聴衆を引き付けられる、
魅力的な(かつ記憶に残る)セミナーが実施できるか否かで、
当クリニックの、3ヵ月後、半年後、3年後の『集客』が違ってきたりするのです。
自分の明日(あした)を創り出すのは、
今日の、自分の行動しだい。
(未来は)あなた自身の断続的な選択の結果なのです。
しかし、生活のリズムには『慣性の法則』がありますから、
昨日やった事や今日やった事と、明日「違うこと」をするには、それなりのエネルギーが必要です。
たとえば一例ですが・・。
やっぱ不安だから、
今の会社に居続けている。
けっこう大変だから、今の場所に住み続けている。
今の友人・知人関係を続けている。
フム。
お気持ちは分かります。
今まで通りのほうがいろいろ考えなくていいですし、『安心』ですし。
あなたは今の安心を守るため、
昨日、今日、明日と
変わらず『真っ直ぐ』進もうとします。
しかし、今日の安心を買うことで、
未来の『安心』を(もしかすると)積み損ねている可能性があります。
私たちの生活基盤である
社会(インフラ)そのものが、
ゴゴォーと音を立てながら、
急速に変容しているとしたら、―つまりそれなりに大きな「変化」の連続だとしたら、―
こうやって偉そうに文章を書いているわたしも、実は不安の『てんこ盛り状態』ですw
(ホントは内気で心配性なA型ですから・・)
今、正しく行動しないと、
来年は死んでいるかもしれない・・と、
自営業者としては本気で思ったりもしているわけで。
(いつもどこか、お尻に火が付いているような感覚?)
なくなったほうが良いのでしょうか?
1人目の自分) はい。
2人目の自分) いいえ。
人は適度な『不安』があるから、
いろいろと「行動」を起こせるのだろうと思います。
不安と 希望は 兄弟なのです。
そしてそれは、
リスクと リターンは 兄弟なのです。
と言い換えられます。
お金が減るのは誰にとってもイヤなことですが、減るという「状況変化」がないと、増えるという目は生まれません。
価格(価値)が変わる = 変化こそが、リターンの源だからです。
わたしはホリエモンのメルマガを購読しているのですが、ある週、彼は次のように言っていました。
あなたの歩む先には「変数」が満ちている。
株式市場(マーケット)というところがまさにそうです。
「市場」とは次にどんなシーンが登場するか分からない長尺の映画みたいなもの・・。
不確かな変化の連続ですが、そのランダムな価格変動 = 変化 がなければ、そもそも収益は醸成されません。
あなたが日常の中で「変化」に親しみ、「不安」と共存できるなら、投資も無理なく続けることが出来るはずです。
カテゴリ:投資家の感情リスク