投資家の感情リスク

原始、人間が初めて「ウニ」と出会った時を思い起こしてみて!(投資の未経験者はリスクを取って→リスクを制御する行動が必要)

2023年2月5日

こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。

突然ですが、
「ウニ」はお好きですか?

 

 

 

 

わたしは大好きです(^^)

 

 

でも、
こちらの「ウニ」は嫌いです(><)

 

 

 

 

 

原始、人間が初めて「ウニ」と出会った時を思い起こしてみましょう。

 

フツーの人が、
この奇怪な『生き物』に手を触れるでしょうか?

 

 

 

NO、でしょう。

 

 

この生き物に
最初に手を触れた人は、

ちょっとした『変人』だったと思うのです。

 

 

冒険的で、
恐れを知らず、
好奇心が旺盛で、
とにかく(考えるより)行動してしまう人。

 

 

このようなタイプの人でないと、
こんな奇抜なモノ触ろうなんて思いません。

 

 

さらに、です。

ただ触れるだけではなく、

 

 

 

 

コレをかち割って、

中の、実のようなものを取り出して、
大胆にも食してしまった人がいるわけです!

 

 

まあそういう人のお陰で、

つまり、
このような『リスクテイカー』が居てくれたおかげで、
今日わたしたちはウニという美味を堪能できるわけなのですが・・。

 

 

『リスクを取る人』とは?
現状を変えることを厭わず、果敢に行動できる人です。

 

 

あっ、誤解がないように・・。

 

もちろん、
世の中はそういうタイプの人ばかりではありません。

 

わたしもそうですが、
どちらかというと神経質で
『石橋を叩いて渡るタイプ』の人も大勢います。

 

 

 

 

でも、ですよ。

 

新しい物事を始める時ってどうでしょう?

 

(最近、何か新しいこと始めました?)

 

 

その事についてはまったく無知で、
経験値がないため、最初はどうしても腰が引けてしまいます。

 

また、その事について情報量が限られるため、

 

メリットの要素より
どうしてもデメリット(短所)の要素がクローズアップされてしまいがち。

 

 

 

 

 

あなたは投資の未経験者ですね。

 

 

しかし来年から「新しいNISA制度」が出来るため、これもチャンスかと思い、重い腰を上げようとしています。

でも不安のほうが圧倒的に大きいです。。

 

 

(これは投資に限ったことではありませんが、)
何か新しい事をゼロから始めるときに、

私たちは、

 

 

 

に、触れてみる。

 

そういう類の「勇気」を求められます。

 

 

『投資』でいえば、
証券の口座とやらを開いて、
ついでに「シンNISA」の口座も開いて、
積立する投資信託も選んで、
月5000円にしろ一万円にしろ、身銭を切って、実際「投資」とやらを・・始めてみる・・という勇気です。

 

 

できますか?

 

 

ココでいろいろ考え過ぎてしまうと、
その行為に触れることは永遠に出来ません。

 

 

 

 

わたしのような内気で心配性なおとめ座A型でも、

投資』を始めるときは、

 

恐れを知らず、
ちょっと冒険的で
心配よりも好奇心が勝って、
(考えるより)行動してしまうという『思い切り』が求められました。

 

 

今は名だたる個人投資家の人も、

みんな、そうだったと思います。

 

 

 

 

 

何やら大げさな物言いに聞こえるかもしれませんが、安心してください・・、

あなたはすでに他の生活の場面で、小さな『思い切り』を何がしか経験されているはずです。

 

 

この、
最初の「1センチ」は、

―証券口座を開いて、
「シンNISA」の口座も開いて、

積立する投資信託も選んで、
月5000円にしろ一万円にしろ、
身銭を切って、実際「投資」を始めてみること。― は、

 

必要なのです。

 

リスクを取るという行為です。

 

 

 

そして長い長い投資生活において、
最初の「1センチ」ほど大切なことはありません。

 

そして、その

最初の「1センチ」のあとは、

逆に、リスクをコントロール(制御)していくプロセスが待っています。

 

 

 

 

投資をスタートさせたあとは、

 

「リスク」を察知し、
その「リスク」を推し量り、
どうやってその「リスク」を管理するかという、
冷静で、
分析的な、あなたの資質が求められます。

 

 

例えば狩猟時代に生きているとしたら、

今回はたまたまマンモスを捕えることが出来たけれど、
ちょうど季節の変わり目で
この先食料は減少するだろうから、

 

生のまま食するだけでなく、
一部は燻して保存しないといけないとか、

そういうこと(リスクの分散、リスクの制御)を考えることの重要性です。

 

この稿で申し上げたかったことは「ひとつ」だけ。

 

 

投資では、最初はリスクを取る必要アリ。
そのあとはリスクを制御していくのみ。

 

「冒険」「冷静」も両方必要なのです。


でも最初の1%の「冒険」を実践すれば、あとは99%「冷静」が求められます。

あなたにも、出来るはずです。

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