その他・雑記

わたしがハゲても誰も気にしませんし、地球は同じ速度で自転しています

2023年1月31日

こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。

私たちは暮らしの各所で
さまざまな『決断』の場面に遭遇します。

そのとき、
どうしても周りの声が気になってしまうのです。

 

 

例えばあなたの「転職」です。

 

仮に今の会社を辞めたら、

 

〇 職場の同僚は・・
〇 友人は・・
〇 親は・・

自分の転職を『どう思うだろう?』と考えてしまいます。

 

 

自分の「決断」に対して、
周りの人たちは
どんなリアクションをするのだろう?

 

これが気になるわけです。

 

 

 

 

わたしは(こう見えて)
内気で心配性なおとめ座A型なので、

若い頃は
周りが自分をどう見ているかが非常に気になりました。

 

 

が、人並みに
酸いも甘いも経験してきて、
会得したことが一つあります。

 

 

それは、

 

あなたが思うほど、
周りはあなたのことを気にしていない。

 

ということ。

 

これは静かなる事実です。

 

 

例えば、
わたしは髪の毛が薄いのですが、
(いわゆる「ハゲ」の状態)

 

 

 

 

もしもスキンヘッドにしたら、

相談者さまが驚かれるのでは?
と思いがちですが、

それは私の「自意識過剰」であり、
お客様は別に気にも留めていないわけです。

 

お客様が求めているのはわたしの髪の毛ではなく、投資に関する的確なアドバイスですから!

 

 

髪の毛が薄い話でいえば、
カナダ人のジョーイさんを紹介した
以下のYouTube動画は秀逸でした。

 

 

 

ジョーイさんはわたしよりずっとお若いのですが、
ハゲる過程で得た教訓は

誰もあなたのことなんて気にしてないっていうこと。と仰っています。

 

 

あなたという存在は
大勢の人にとって脇役でしかないんだ。

 

 

彼ら(彼女ら)はあなたのことを主人公としては捉えていないのに、あなたは自身の「決断」について、困難や精神的苦痛を味わい過ぎではないか?

 

まさにその通り。

 

 

あなたという存在が、
大勢の人にとっては「脇役」に過ぎないと言われると、ちょっと寂しい気もしますが、

でも、世の中というのは基本、

それぞれが見たい現実を、
それぞれが別個に見ているのです。

 

これを事実として受け止めると、

 

なんだ・・・、自分の好きにやっていいんだ。

これでいいのだ(天才バカボン)と、気持ちが随分ラクになるのでは。

 

 

 

 

ジョーイさんは続けます。

 

僕の髪が後退しようが、誰も気にしない
髪を剃る前も、剃った後も気にしていない

 

 

(だから、)
他者を気にすることなく、
あなたにとってベストの選択をするべきなんだ。

 

ハイ。

 

 

時間は有限ですから、
自分がいちばん大事に想うことを、
自分に正直に やってよいのですね。

 

ハゲても
誰もそれを気にしていなかった。

 

ほんとうに拍子抜けするくらい。

 

 

 

 

 

自分がどう振る舞おうと、
どんな決断を下そうと、

ほんとうは周りは言うほど気にしていないのに、
私たちは自分中心の世界を過剰に思い描き、

かつ、

自分が他者に与える影響を過大評価して、
「こんなことしたら、みんなどう思うだろう?」と、勝手に心配するのです。

 

 

サヨナラ、過剰な心配!

 

 

株式市場もそうです。

もともとコントロールなど出来ないマーケットに対して、

「もしも○○が△△になってしまったら・・」と私たちは心配しますが、心配事の9割は実際には起こりません。

 

たとえ(もし)起こったとしても、
市場(マーケット)はそれを現実のものとして消化し、時間はかかっても、その現実を前提にまた前を向いて「数値」を刻み始めるのです。

 

他者など気にせず振る舞う代表選手が、株式市場なのでしょう。

カテゴリ:その他・雑記

おすすめの記事