100年ライフプラン

「お金に縛られない」の先にあるモノとは?(ライスワーク → ライフワーク → ライトワーク)

2022年9月21日

こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。

資産形成を成し遂げる。

分かりやすい目標です。

この『目標』に辿り着けば、
明日ご飯を食べるための「仕事」=ライス・ワークから解放されることになります。

素晴らしい・・。

 

 

 

 

いわゆる、
経済的自由(FI)の達成です。

 

 

人によって『セカンドライフ』のスタート時期は異なります。

65歳の人もいれば、
48歳の人もいれば、
72歳の人もいます。

 

いずれにしろ、
『お金に縛られない・第2の人生』のほうが格好いいと思いませんか?

 

この『お金に縛られない』
という意味合いは、

金銭的に
目標資産額に到達した「のみ」を指すわけではありません。

 

また、
目標資産額まで資金を積み上げれば、
その後放ったらかしにする、とか、

もっと資産を積み上げていく、とか、
そういう意味でもありません。

 

 

 

 

 

『お金に縛られない・・』とは、
実際その『資産』を用いながら、
人生の意味を見出していく『プロセス』に入っていることを指します。

 

??

 

 

(例えば)あなたが生涯を通じて、
本当に「やりたかったこと」を、
その『資産』を実際用いながら、実行する。

 

死ぬ間際に、

やっぱり・・
嗚呼、こんなことならなぁ・・

「これだけはやっておくべきだった。」

というセリフを吐かないよう、

 

残された時間の中で
「やるべきこと」を、

その『資産』を実際用いながら、実行する。

 

 

今述べた「やりたいこと」「やるべきこと」を、
ライフ・ワークと呼びます。

 

これは金銭的利益を生じる行為かもしれませんし、完全にボランティア的に行う事かもしれません。

 

いずれにせよ、
『お金に縛られない』状況下だからこそ、こころ行くまで実行が可能になるわけです。

 

 

 

 

資産形成を成し遂げることによって、
= 経済的自立を達成することによって、

この「ライス・ワーク」から
「ライフ・ワーク」への移行が可能になります。

 

 

何を隠そう、
資産運用を専門にするしがないFP(わたし)が、今日も仕事を続ける理由は、
一人でも多くの人に、
「ライス・ワーク」から「ライフ・ワーク」へ移行していただきたいと願っているからです。

 

 

社長の娘・息子でもなく、
華族出身でもなく、
親が医者でも弁護士でもなく、

フツーの家に生まれたあなたが、

「ライフ・ワーク」に移行できる可能性を秘めたこの世の中は、決して捨てたものではありません。

※実際、ふつうのサラリーマンの人が「億り人」になっていたりします。

 

 

 

 

「やりたいこと」「やるべきこと」
(すなわちライフ・ワーク)に取り組むことが出来て、

それでもまだ時間と意欲が残っているなら、
更なる高みにトライすることも可能でしょう。

 

それは、

「誰かを照らす、」
「何かを照らす」ことに力を注ぐ、

いわゆる「ライト(Light)ワーク」です。

 

ライト・ワークとは、

向こう三軒両隣、
学業を通じて培った集まり、
仕事を通して知り合ったコミュニティ、

故郷、同じ趣味の集まり、各種団体、なんでもいいのですが、

 

社会的な意味合いを持ちながら、
「誰かを照らす」「何かを照らす」に注力すること。

 

 

 

 

それは、
『援助』とか『寄付』とという熟語で簡単に表現できるものではありません。

 

そこには、
あなた自身が世の中に生かされているという気持ちを持ち、そこから「何か具体的なものを返していきたい」という気概が詰まっているのです。

 

もちろん、
「ライフ・ワーク」が
自然に「ライト・ワーク」を兼ねている人もおられます。

 

ライス・ワーク → ライフ・ワーク → ライト・ワークへと、ひとりの人が華麗な変化を遂げる姿を、

わたしは職業柄、拝見することがあります。

 

その姿は、
こちらが気恥ずかしくなるくらい、眩しいのです。
輝いているのです。。

経済的に自立した個人が増えることで、
この世の中はどう変わるのだろうかと、少しワクワクする自分がいます。

 

【追記】リタイア、セミリタイアを実現して
新たな『個』を看板にライフワーク、ライトワークに励むFIREの人も増えています。

関連記事『FIREは自己実現

 

カテゴリ:100年ライフプラン

おすすめの記事