「説得」ではなく『納得』していただけるFPを目指しています
2022年9月14日
こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。
ちょっと天ぷらを食べ過ぎて
胃もたれしていますか?
お腹が膨らんだ感じで食欲がない?
ドクターはあなたの体の不調について
根掘り葉掘り聞いてくれるはずです。
それと同様に優れたFPは、
『お金』に関する
さまざまな悩み、症状を
根掘り葉掘り聞いてくれるはず・・。
誤解を恐れずにいえば、
『知識』は
FPがあなたに提供する底辺のインフラに過ぎません。
そしてその『知識』は
別にFPに聞かずとも、
ネットの世界ですでに溢れているわけです。
もしもFPに「付加価値」が生じるとしたら?
それは(おそらく)
さまざまな症状(現状)を伺う中から、
あなたが不調を感じていることの根本原因、
つまり
お悩みの『センターピン』を
掘り当てる能力を持っているか否かになるでしょう。
わたしがカウンセリングにこだわる理由はここにあります。
(お悩みの核心に迫り、それを解消するための処方箋を提供出来るかどうかがFPにとって重要であり、保険商品や投資信託を提供(販売)することが重要なのではありません。
私見ですが、FPにとって金融商品を売ることは「百害あって一利なし」です。ですのでわたしは販売に関与しません。)
ところで、
今、あなたがいちばん気になる【部分】は?
・イデコとつみたてNISAどちらから始めるべきか
(あるいは両方?)
(あるいはせずに投信積立を優先させる?)
・投資信託か高配当ETFで悩んでいる?
・資産の取り崩しの順序をどうしよう?
・妻が育休に入る(貯蓄と投資の調整ってどうする?)
まあ、いろいろあります(^^)
個々に気になる『部分』は
たしかに重要かもしれません。
しかし、
もしかすると、
個々のお悩みは
実は『ハブのお悩み』ではなく、
一つひとつが実は
『ローカルの悩み』であって、
もしかするとですが、
その「ローカルの悩み」を引き出している根本原因、
すなわち【お悩みのセンターピン】がどこかに隠されているかもしれないのです。
そこを解きほぐすことこそが(逆に)、
「ローカルのお悩み」を解消するポイントなのです。
急がば回れ?
優れたFPは
いくつも質問を重ねながら、
お悩みの『整理整頓』を行います。
優れたFPは
現状のあなたのお金の相関図を易しく『概念化』します。
すなわち『引き算』をして全体像を見えやすくするわけです。
そして、
〇 実行の妨げになるもっとも大きなハードルは何なのか?
これについても説明します。
わたしが理想とするカウンセリングは
90分の8割が『問い掛け(質問)』であり、
90分の8割が
『お悩みの整理整頓・センターピン探し』に当てられ、
残り2割で『説明』をするだけ・・。
「○○しましょう!」と声高に叫ぶのがFPではありません。
お客様自身が
「ワタシは○○するのが一番良いんだ。」と納得していただけるように「持っていける」FPが、よいFPなのです。
当クリニックの相談事例【トップ7】はこちらです。
カテゴリ:わたしのFP修行