確定拠出年金(iDeCo・企業型)

iDeCoは投資信託を先に決めて、窓口(金融機関)を逆指しする?

2022年8月19日

こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。

少しだけ昔の話を・・。

まだiDeCo(イデコ)という名前がなかった時です。

「個人型の確定拠出年金」は
とても堅苦しくて『年金制度』の部分ばかりが強調されていました。

投資信託を積み立てる(=投資)部分の情報が欠けていたように思います。

 

 

 

 

iDeCoは
(つみたてNISAに負けず劣らず)
『制約』が多いのですが、

 

そのもっともたるものが
「金融機関ごとで」
「取り扱われている投資信託がまるで違う」という点でしょう。

 

 

 

 

 

しゅんたろうさんの上記ツイートの通り、

具体的な「投資信託」を主人公に置いて、

このファンドは、
iDeCoの「どの金融機関で」取り扱われているか?を調べてみる。

この「発想」は意外と重要・・。

 

 

投資信託から
iDeCoの金融機関を『逆指し』するパターンですね。

 

 

iDeCoナビの
運用管理費用(信託報酬)で比較』のページを開いてみましょう。
(検索窓から投資対象を絞り込むことも出来ます)

 

例えば一番上に
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」が出ているので、
ここをクリックしてみます。

すると、

 

 

 

この商品の取扱い金融機関が出てきました。

画像元:iDeCoナビ

 

なぜ、このような「逆検索」が有用なのでしょうか。

 

それは
iDeCoをやっている人の多くは、
iDeCoのみで投資信託を積み立てているわけではないためです。

 

例えばこんな具体例。

 

あのさー、出来れば、
つみたてNISAで積み立てている「Cファンド」と揃えて、
iDeCoでも同じ「Cファンド」を買い付けたいなぁ。

 

こういう希望はとっても自然なことです。

 

 

つみたてNISAや
特定口座や
企業型DCで保有する「ファンド群」とのバランスの中で、iDeCoの「つみたて商品」は存在するわけで・・。

 

 

そういう意味で(iDeCoの中で、)


この「Cファンド」は、
どの金融機関なら取り扱っているの?と思考することは、まさに『ユーザー』の潜在ニーズなのです。

 

 

 

 

上例の続きで言えば、

特定口座でも、
つみたてNISAでも
iDeCoでも
「Cファンド」を同じように保有できれば、

資産管理そのものがシンプル化され、
大局的に自身の『資産配分』が把握しやすくなる利点があります。

 

シンプルさにこだわるのは、
忙しい暮らしの中で
優先すべきところに「時間」と「エネルギー」を回す、あなた自身の知恵なのです。

iDeCoナビ、ぜひ使ってみてください!

カテゴリ:確定拠出年金(iDeCo・企業型)

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