長い「1本」の木に依拠しない! 分散投資は21世紀の味がする?
2022年6月4日
こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。
注意深く見ていただくと、
4月20日のブログ更新が
途切れていることに気付かれるはずです。
「カンさん。更新サボったんですか?」
「いえ、熱中症になりまして・・」
えっ? 4月なのに!
皆さん、くれぐれもお気をつけください(^^;
私たちは体が資本です。
あなたの身体は、
カラダ A部分
〃 B部分
〃 C部分 みたいに分割して、
それぞれを
別個に機能させることができません。
これまで『人的資産』は分割が出来ないから、就職したらその会社に最適化するよう人的資産を育てるべし。みたいな言われ方をしてきました。
しかし、
ひとつの会社に頼ると、
その組織と「運命共同体」的に歩むことを強いられます。
これって大いなる『集中』です。
最近は副業OKの会社も増えてきましたし、
ネット社会の進展で、
あなたの「カラダ」は分割できないけれど、
あなたの「リソース」を幾筋かに分けて、
『収入元』を二つにする、
あるいは三つにする、
ということが可能な世の中になりつつあります。
橘玲さんが以前こんなツイートをされていました。
たしかに・・。
なんでもそうですが、
大きな「一本」の長い木に依拠してしまうと、そこが壊れたときに、あなたも共倒れになってしまいます。
だから「分散」させる。
常に プランB を用意しておこう!
たとえば公的年金のみに頼ると、
国の政策に「おんぶに抱っこ」状態に。
(老後のインカムにおいて、
自分に「主導権」がなくなってしまう。だから「投資」もこなして行こうなのです。)
不動産を所有して
ひとつの場所に依拠すると、
天変地異とか、
その場所にまつわるリスク発生をもろに被ってしまう。
(住まいを「賃貸」にすれば、
変化に応じてさまざまな場所に(柔軟に)移動できます)
21世紀。
何が起こるかわからない。
激動になりそうな世の中。
「分散型の人生設計」とでも言いましょうか。
そしてあなたは、
⇒ ひとつの国の、民です?
「分散型」のマネーリテラシーを想像すると、給与も円・ドル・ユーロなど複数通貨でもらいたいものです。
私見ですが、会社の退職金制度に加入するのと、給与の前払い受取りが選択できるなら、わたしなら『給与の前払い』を選択するでしょう。→ 会社に寄りかかり過ぎないようにするためです。
世の中が激動すればするほど、『資産の分散』と『投資時期の分散(積立方式)』に注目が集まる気がします。
インデックス投資は良いと思いますよ。
奥深い分散型の資産管理がいとも簡単に実行できるためです。
カテゴリ:100年ライフプラン, ポートフォリオ運用