ちゅり男さんの記事『腰の強いポートフォリオを作り上げるには最低でも10年は見ておこう!』
2022年4月12日
こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。
ツイッターは毎日見ています。
これは「流れる掲示板」。
人が今どんなことを考え、感じているのか、
その傾向をざっと把握するためのツールです。
YouTubeはどうでしょう?
(今全盛ですね。)
こちらは「10分オタク・テレビ」です。
コンテンツが要約され、
主張がまとまっていれば、
これほど分かりやすいものもありません。
(ただ難を云えば、主張が誘導的、一方向に傾きやすいきらいがあるかもしれません。)
そしてブログやnoteです。
いやゆる文章(文字文化)です。
これは工夫の仕方しだいで
コンテンツをもっとも深く掘り下げることが出来ると思います。
インデックス投資界隈では、
(ツイッターは変わらず盛んですが、)
投信ブロガーの勢いがちょっと減じていて、
YouTuberがどんどん増えている感があります。
あなたが文章を目にし、知識を入れながら同時に(文章を読んでいく過程で)知識が「骨太な考え方」に昇華していくのは、ブログ(文章)ならではの醍醐味だとわたしは思います。
優れたブログ記事を縦断することで
あなたは土台のしっかりした『集合知』を手に入れることが出来ます。
これは↑金融機関などが真似できるものではありません・・。
今日はそんな優れたブログのひとつ、
ちゅり男さんの
『腰の強いポートフォリオを作り上げるには最低でも10年は見ておこう!』という記事をご紹介します。
ちゅり男さんはこう言います。
株式投資は、基本的に
長く相場に身をおいている人の方が強いです。
たしかにそうです。
崇高な理論や並外れた知識などよりも、
現実に、
マーケットに居続けることができるか。それが投資の成果を左右するわけです。
ちゅり男さんも書かれていますが、
『長く居続けること』そのものが
投資の経験値を「上げていくこと」に他なりません。
よく、
【時間を味方につける】という言い方をしますね。
〇 (時間によって・・)投資家として自身が成長できる。
まさに『長期投資の利点』。
続いて引用してみましょう。
私は、
相場に長く身をおいている方のポートフォリオは、
目に見えない多くの苦労や難局を乗り越えた上に
作り上げられた一種の芸術作品だと思っています。
なんと素敵な文章でしょう・・。
腰の強いポートフォリオは一朝一夕にはできず、
どうしても時間がかかるのです。
はい、まさにそうですね。
自分の絵(投資観)を試行錯誤しながら描いて、
「はい、これで出来たよ!」と描き上げたつもりでいても、
それは最後に辿り着く【作品】に至るまでの、
「途中の絵」であったりします・・。
常々思うのですが、
あなたの『自己表現』
『自己成長』の場でもあるのです。
また記事内でちゅり男さんは、
「何にお金を託すべきか」という投資対象についても言及します。
企業のライフスパンが短くなっており、10年後の勢力図が読みにくくなっている
これは「個別株投資」に関連します。
無数の星の中から
たった2つや3つの星を
『選び切ってしまう』大胆な行為を、
私たちは、個別株投資や
不動産投資でなにげに行っていますが、
これ実は、けっこうアドベンチャーなのです(-_-;)
21世紀に入ってからは
時代の流れがどんどん加速しており、
企業のライフスパンが短くなってきているため、
個別株投資は難しくなってきましたね。
上記、わたしも同感です。
市場の平均点に投資を行うインデックスファンドは、
経済、市場のめくるめく変化をそのまま内包し、
貪欲にも『変化そのもの』をリターンの糧にします。
(実は)市場の平均に投資するのがインデックス投資ではなく、
ほんとうは
市場の『変化』そのものにお金を託すのがインデックス投資なのでしょう。
ちゅり男さん、素敵な記事をありがとうございます!
明日も頑張ってブログ書きます!
いち投信ブロガーとしてw
カテゴリ:インデックス投資全般