長期の時間スパンの作り方(季節、誕生日、オリンピック、同窓会!)
2022年2月14日
こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。
もしもあなたが投資を始めて
まだ1ヵ月位しか経っていないとしたら、
わたしならこうアドバイスします。
(投資に関しては)
今が人生でいちばんドキドキですよ。
ん?
ぜんぜんアドバイスになっていません!
今はまだ信じられないかもしれませんが、
3ヵ月、6ヵ月と時間が経てば、
今ほど『テンション』は高くなくなっていることでしょう。
それが物事に慣れるということ・・。
しかし1年以上経っても、
自分が持っているファンドの価格を「毎日」見てしまう人もいます。
(今はスマホのアプリ等で瞬時にチェックできてしまうため、悩ましいところ。。)
たとえば、
〇 毎日の変化そのものが、
投資の【リズム】になってしまいます。
未来の自分を想い、
「こんな暮らしを実現させたい!」という希望を叶えるために、投資は存在するわけですから、
あまりにも、
時間のリズムが短すぎますよね。
「長期」に移行させる・・
資産形成を成し遂げられるかどうかのポイントです。
「長期の時間の作り方」としてまずは、
今はまさに厳冬であり、
ちょっと信じられないかもしれませんが、
あと90日(3ヶ月)もすれば、
「ああ、今日は暑いくらいだ・・」という日がやってくるわけです。春!
日本人は『四季』で時間を感じる感覚を持っていますから、
この「季節感」を、
投資にも当てはめて欲しいのです。
そういえば・・
これ、どれくらいの頻度ですか?
1年に1回です(笑)
「えっ、来週誕生日かぁ。
もう1年経っちゃったの!?」
という、あの1年に1度の感覚はまさに【時間のリズム】そのものです。
『リ・バランス』が当てはまります。
そして今・・、
北京では冬季オリンピックが開催されていますが、
次の冬の五輪『開催地』は?
ミラノです!
2022年の次は・・2026年。
そう、
きっと私たちは2026年にミラノで開かれている冬の五輪を見ながら、
もう4年も経ったのか・・」
と呟くのです。
『4年』『4年』・・という時間スパンを持てば、
どっしり腰を落ち着けて長期投資と向き合えそうですね。
そしてこの正月
あなたは故郷に帰って、
11年ぶりに中学校の『同窓会』に出席しました。
はい、最後は
「おー、山根じゃん。
お前ぜんぜん変わんないなあ・・」
と、おそらくあなたは思われているはず。
そして(周りに知られないよう)
当時好きだった人が出席しているかどうかもチェックされるはずですw
同窓会で皆と再会したあなたは、
11年という時間の壁を越えて、
「逆上がりが得意な山根くん」に自然に戻っているのです。
このような『長めの時間スパン』も、
私たちは人生の経験上、ふつうに持っています。
これから先、たとえ暴落と呼べる下落相場がやって来ても、
そのあとバブルと呼べる熱狂がやってきても、
長い時間のリズムを、
あなたの投資に採用し続けてあげましょう・・。
結局のところ投資のあり様は、
どのような『時間スパン』を当てはめるかで
大きく変容するのです・・。
カテゴリ:投資の発想法