投資の発想法

第2回 eMAXISでつみたて動画コンテスト

2021年10月26日

こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。

あなたの周りには
いろいろな「溝(みぞ)」があります。

あんな溝。

 

 

こんな溝。

 

 

投資に関することって、
暮らしの中になかなか入ってきませんが、
それは、溝(みぞ)が存在するためです。

 

あなたの暮らし。



大きな溝。



資産運用業界。

 

 

もっとも顕著なのは『言葉の溝(みぞ)』でしょう。

 

 

ズバリ暮らしの中の「ことば」と、
資産運用における「ことば」が乖離し、噛み合っていないのです。

これは、サービス提供側のコミュニケーション努力が不足していると言わざるを得ません。

この溝(みぞ)を埋める手段のひとつが「広告」でしょう。

 

広告とは、
消費者が「閃く」ことばで
自社サービスを象徴的に伝える手段です。

 

そういう意味合いで
三菱UFJ国際投信が、

eMAXIS Slimという自社商品の広告を、
コンテストという形で消費者に委ね、
告知したことは大いに評価できます。

 

第2回 eMAXISでつみたて動画コンテスト

 

わたしに一番響いたのは、
『一般部門優秀賞』のつぼけんさんの作品。

 

 

ただいまの数だけ、コツコツつみたて

いいキャッチだと思いませんか?

 

ちなみに『グランプリ』は?

Faronさんのこちらの作品です。

 

 

こちらはプロの雰囲気がします。
スマートですね。

音声が英語になっていますが、
これはある意味、資産運用業界的な表現では?

 

英語でのコンテンツは
洗練された印象を与え、
投資の本場のお墨付き商品ですよ、という雰囲気を醸し出してくれます。

 

 

それはそれで悪くないのですが、
実利的に言えば、

 

公募の投資信託を「つみたて」で買ってくれる人って?
日本に、居住する人です。
(制度上、国内の公募投資信託は、海外の居住者は購入できません。)

 

 

つまり、実際的なメリットを重んじ、
かつ国際色を出そうと思えば、
「中国語バージョン」を作るのもアリではないでしょうか。

 

在留外国人の国別構成比(2019年6月末現在)

画像元:株式会社Funtoco

 

2019年6月末現在、日本に在留登録されている中国人は78万人を超えています。
(当クリニックのお客様にも中国人の方が数名おられます)

グローバルは、となりの駅にひっそり存在するのです。

 

最後に、わたしがもし広告を作ったら・・
という感覚にいちばん近かったのがKON884さんのこの作品です。

 

いま イーマ eMAXISの変換がおしゃれですね(^^)

 

 

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