インデックス投資全般

地味で退屈なインデックス投資を長く続ける秘訣は？ 趣味、お仕事、家庭のことで「できるだけ忙しくすること！」

2021年8月19日

こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。

 

 

こういうセリフをしばしば耳にします。

きっとお金を使うより、
お金がかからない「やりたいこと」
また「やるべきこと」がたくさん在るからなのでしょう。

 

あるいは、
収入が増えても支出が変わらない人は、
暮らしの『スタイル』が確立している人でもあります。

毎日のルーチンが決まっており
何が大事で、何が大事でないかが明快で、

もちろん未来の自分も大切に想っているので、
「今使う」と
「将来使う（貯める・増やす）」の【配分】がきっちり決まっている人なのでしょう。

「毎日のルーチンがガチガチに決まっていると退屈でしょ？」
と思われる人がいるかもしれません。

それは一面で正しいでしょう。

でも、
毎日同じことを
規則正しく行うことに、

ヘンな言い方ですが、
『喜び』を見出す人もいるのでは？

（何を隠そうワタシもその一人ですｗ）

 

 

話はガラリと変わりますが（笑）、

インデックス投資と20数年付き合ってきて、
当クリニックのお客様にも「定時定額」で
インデックスファンドを積み立てましょう！
とずっとお勧めしてきて、

つくづくこの『スタイル』は
「シンプルで分かりやすい」と思います。

 

あっ、すみません、

言い間違えました・・

つくづくこの『スタイル』は
地味で退屈 だと思います。。。。。

 

 

 

カウンセリングを重ねる中で
この「退屈さ」に耐え切れず、
『華やかさ』がある投資対象に心が移ってしまうお客様もおられます。
（お気持ちはよーく分かります・・）

 

また株式市場全体に投資を行っても、
期待できるリターンは
年換算でせいぜい5～7％程度ですから、

もっとリターンが高そうな投資対象を物色して、
それを勉強して、
もっと深く知って、
そちらに乗り換えようとするお気持ちもよーく分かります。

 

 

 

長年この仕事を続けてきて悟ったことが「ひとつ」あります。

・高度に分散された市場の平均点を
・ただ毎月毎月
・飽きもせず、
・機械的に買っていく。

この地味で退屈な作業（＝インデックス投資）を
続けられている人の『特徴』とは・・・、

メインの人生がタイヘンで、忙しい人！

これに尽きます。

 

そもそも投資にそんなに時間を割けない。
別の選択肢や可能性を考え、
それらをリサーチし、再考する時間も余裕もない。

 

 

頭の中のイメージで言うと、
「左の状態」ではなく「右の状態」になっている人です。

 

 

地味で退屈な作業（インデックス投資）を続ける秘訣は、
自分の趣味、お仕事、家庭のことで
「できるだけ忙しくすること」！

 

いちばん良くないのは？

 

 

さまざまな金融商品、投資のやり方を知って、
それをリサーチし、
それぞれを深く知っていけばいくほど、

（果たして）リターンは上がるのでしょうか？

 

否。

逆に、投資という行いに対する『一貫性』がなくなって、
右に行ってはまた立ち止まり、
今後は左に行ってみて、
また真ん中の道に立ち返り・・みたいな状態になってしまいます。

 

華やかさは「メインの人生」で求めましょう。
「投資」はちょっと地味で退屈くらいがちょうど良いのです。

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