わたしのFP修行

『資産アドバイザーに尋ねるべき19の質問』(ウォール・ストリート・ジャーナルの記事より)

2021年3月21日

こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。

資産運用業界では
「フィデュシアリー・デューティー(受託者責任)」という言葉をしばしば目にしますが、わたしはこの言葉が好きではありません。

なぜなら、
『お客様の利益を第一に考えて行動する!』は、
どんなビジネスでも当然のことだからです。

ちょっと考えてみてください・・。

「日本ラーメン業協会」の冊子の中で、
~まずはお客様のことを第一に考えて行動すべき!~なんて標語が掲げられるでしょうか?


以前、ウォール・ストリート・ジャーナルに面白い記事が載っていました。
資産アドバイザーに尋ねるべき19の質問

 



このような具体的な質問こそ
潜在ユーザーの皆さまの利益となり、

わたしのようなアドバイザーが
上記質問に答えることそのものが、
お客様を第一に想うひとつの証左となるのではないでしょうか。

ということで
単刀直入ですが、さっそく答えてまいりましょう!

1.常に受託者責任
(フィデュシアリー・デューティー)を全うするか。その旨を書面にしてくれるか。


YESです。
(ご要望があれば書面にいたします。)


ちなみに・・受託者責任とは?

 

投資信託や年金の制度設計、資産の運用に携わる者が受益者に対して果たすべき責任と義務のこと。
受益者の利益のためだけに職務を遂行する「忠実義務」、
各々の立場にふさわしい者がふさわしい知識に基づいて注意を払う「善管注意義務」などがある。

 

 

2.私にアドバイスするにあたり、
他の誰かから報酬を受け取っているか。

受け取っている場合、特定の商品やサービスを推奨することで報酬が増えるか。


NOです。

当クリニックはお客様からのみ報酬(フィー)を受け取るFPオフィスであります。
他の誰かから報酬を受け取ることは一切ありません。

 

3.特定の業者を優先する動機となるような
販売コンテストや報酬プログラムに参加しているか。


NOです。

4.手数料と費用を項目別に
全て書面に記載してくれるか。

 

ご要望があれば致します。
当クリニックの手数料は時間あたりの報酬(フィー)のみです。

 

 

5.手数料について交渉は可能か。


NOです。

当クリニックのカウンセリング料金は、初診(90分)18,000円(税込)。
2回目以降(再診)は(60分)13,000円(税込)です。
上記はフィックス(固定)となっております。

 

6.資産残高に基づく年間手数料ではなく、
時間給と長期契約料による請求を検討してもらえるか。


当クリニックは『時間給』によるご請求のみです。

 

7.利益相反について口頭か文書で教えてもらえるか。


YESです。

当クリニックは法人、個人を問わず、
他の誰かから報酬を受け取ることはないため、
(ご要望があれば)利益相反はない旨、口頭、または文書でお伝えさせていただきます。




 

8.プライベートファンドなどから
その投資商品を顧客に推奨することで
アドバイザー手数料を受け取っているか。


NOです。
(そのようなことは一切ありません。)

 

9.新規顧客を得るために紹介料を払っているか。


こちらもNOです。


 

 

10.投資運用だけに特化しているか。
それとも、税金、不動産、退職金、家計のやりくり、
負債管理、保険についてもアドバイスを提供しているか。

 

保険、不動産、家計管理などを含めて
アドバイスをさせていただきます。

(前職が不動産売買の営業であったため、
不動産のご相談もしばしば受けています)

11.不動産弁護士や保険外交員などの専門家に
顧客を紹介することで手数料を得ているか。

 

NOです。

弁護士、税理士、司法書士、保険の専門家等をご紹介させていただく際、先方から手数料をいただくことは一切ありません。

ちなみに、
保険相談の専門家としては
弊所では後田亨さんをご紹介しています。

 

12.投資哲学はどのようなものか。


シンプルさの希求です。

高度な分散を施した投資信託を、
長期にわたって積み立てていくスタイルを信奉します。
(金融商品にかかるコストを低く抑えることもたいへん重要。)

 

13.テクニカル分析やマーケットタイミング戦略
(相場のタイミングを見ながら、安いときに買い、
高いときに売る投資戦略)を信用しているか。


NOです。

 

14.市場に勝てると信じているか。


同じくNOです。

 

15.取引の頻度はどれくらいか。



資産配分を維持するための「リ・バランス」を、年に1回ないし2回実施するときのみです。

16.運用成績はどのような方法で報告するのか。


投資助言・代理業ではないため、こちらは該当しません。
(運用成績はお客様自身で管理していただきます)

 

17.アドバイザーとしてどのような資格を持っているか。


1級ファイナンシャル・プランニング技能士です。

 

18.インフレ率、税金、手数料を差し引いて、
私のポートフォリオの合理的な
長期予想リターンはどれくらいか。


一例ですが「株式50%・債券50%」のポートフォリオで
高度な分散、長期で積立、低コストな運用を実践している場合、
3%~3.5%程度を予想収益として挙げています。

19.アドバイザーの資産は誰が運用しているか。

 

アドバイザー自身で運用しています。
ちなみにわたくし個人のポートフォリオはこちらをご参照ください。

いかがでしょうか?

あなたがFP、ファイナンシャルアドバイザーなどに相談してみたいとお考えなら、上の『19の質問』をぶつけてみてはいかがでしょうか?

実にさまざまな答えが返ってくるはずです(^^;)

最後の「おまけ」。


「くしゃみ」と「目の痒み」がピーク間近かもしれません。。

北海道の釧路は花粉が飛んでいないと聞くと、
ついつい『引っ越し』してしまいたくなる私です(^^;

でも釧路の3月は平均で最高3℃、最低-6℃なのだそう!

 

カテゴリ:わたしのFP修行

おすすめの記事