サービス料金を『時間制』のみにしている理由とは?(投資信託クリニックの考え方)
2021年2月3日
こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。
世の中にはたくさんの資産運用アドバイザーが存在します。
それぞれの人がサービスの体系や料金について、
独自の考えをお持ちだと思います。
当クリニックの基本姿勢は?
必要なだけご利用ください・・。
家の近所にある、
ビストロみたいな感じでしょうか。
あなたが、
『食べたいと思ったときに、ふらっと予約して、食べたいだけ注文する。』
もちろん、再訪するかどうかは、
あなた自身が決めるわけです。
〇 必要なときに、
〇 必要なだけ
〇 ご利用いただく・・。
これを突き詰めると、
今のシンプルな『時間ベース』のカウンセリング料金になりました。
初診(90分)18,000円
再診(60分)13,000円
もう、超シンプルです。
FP(ファイナンシャルプランナー)の中には『顧問契約』という形で、
月額、あるいは年額でいくらというふうに、サービス料金を設定しているところもあります。
実は昔、当クリニックも
「年間契約」を採用していた時期があったのですが、途中で止めてしまいました。
『顧問契約』って継続的にお金がかかります。
わたしの経験上ですが、
ファイナンシャルプランに関する相談事って、
1年、2年の中で判を押したように規則的に発生するものではありません。
ご相談いただいた初期の頃は、
マネーの整理整頓、新たな仕組みの構築など、
やるべきこと、解決すべきことは『ちょっと山盛り』になってしまいますが、
その後はたいてい落ち着いてくるものです。
当クリニックは特に
放ったらかし運用!
超シンプルなコツコツ投資!を標榜しており、
それで毎年毎年4回も5回も相談事があるようなら、
どこか根本のところでボタンの掛け違いが起こっているわけで。。
一度オンライン上でカウンセリングを受けていただき、
ほんとうにシンプル投資を実践していただければ、
その後、相談事は滅多に発生しないはずなのです。
生涯で数回通うだけのクリニック。
それがサービスのコンセプトです。
(あっ、そしてキャッチコピーは『夜ぐっすり眠れる資産運用』。)
また、過去にはお客様の運用資産額に応じて
『パーセンテージ』で料金を請求させていただく、ということも試みました。
これは『顧問契約』よりは理に適っていると云えます。
ただ、報酬ベースを
運用資産額の『パーセンテージ』にしてしまうと、
頭のどこかで万が一にも、
よりアグレッシブなポートフォリオを提案し、
お客様の資産額がより増えてほしいと
(= わたしの報酬がより増えてほしいと)願わないとは限らないと思うのです。
結局、サービスを受ける立場に立ったときに
わたしならもっとも重視するのは
【フリーハンド】(=自由さ)です。
特定の会社、特定の商品を紹介するインセンティブを持っていないか。
〇 そのサービス提供者がどこから報酬を得ているのか。
〇 仮にサービスを受けたとしても、
いつでも自由に、そのサービスを止められるか。
そう考えたときに、
最終的に『時間制』というサービス提供に落ち着いたわけです。
仮に一人の相談者さまと20年つながりが続いたとして、
1年目と7年目と16年目に、
計3回、画面越しにお会いしてカウンセリングをご利用いただき、
ほんとうにその人が資産を増やすことができ、
かつ当クリニックのアドバイス内容にご満足いただければ、わたしはそれでOKであります。
そのような、細く・長いお付き合いを今後も目指してまいります。
「そうは言うけど、
一体どんなことからどんなことまで相談していいのか分からないよ。」というあなたは、一度『相談事例トップ7』をご覧くださいね。
カテゴリ:わたしのFP修行