NISA活用法

『つみたてNISAナビ』を使って、窓口金融機関の選び方を学ぼう!

2021年1月19日

こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。

つみたてNISAのまとめサイトとしては今まで、
モーニングスターの「つみたてNISA総合ガイド」を使ってきました。

そんな折『つみたてNISAナビ』が登場、
これがなかなか使いやすいのです!

今日はつみたてNISAナビ
口座はどこで作る?銀行・証券会社の選び方」のコーナーに絞ってご紹介しましょう。



〇 商品数!

 

取り扱いの商品数って大事です。

つみたてNISAの商品はほとんどがインデックスファンドであり、しかも(厳しい基準をクリアするため)低コスト、具体的には運用管理費用が低いものが主流になっています。

ということは?

正直、金融機関にとっては『儲からない商品』ばかりなのです。

その結果、金融機関ごとで
つみたてNISA品揃え本数にはかなり「温度差」があります。



画像元:つみたてNISAナビ


まあ、みずほ証券とか三井住友銀行とか、やる気がないのでしょうね。

 

〇 最低つみたて金額


こちらも窓口ごとで違ってきます。

あなたの気持ちとしては、
「つみたてNISA」がすべてではないわけで。

「iDeCoもやりたいな、貯蓄ももちろん必要・・。」
だと、
つみたてNISAは少額から積み立てられるほうがいいですよね。



画像元:つみたてNISAナビ

ここでも三井住友銀行のやる気のなさが・・・。

 

〇 つみたて頻度


「毎月積み立てと毎日積み立て、どっちがいいの?」という議論があります。

結論から言えば、

投資執行の「頻度」を、
1 2 3 4 5 6・・で刻むのか、
0.1 0.2 0.3 0.4 0.5 0.6 0.7・・で刻んでいくかの違いですから、

積み立てが長期になればなるほど、
双方の期待リターンは変わらなくなります。


私見ですが、
マーケットが大きくアップダウンするときなど、
毎日積み立てをしていると、
毎日(都度)気になってしまう可能性があります。

この、
「気になる」とはどういうことか?

余計な行動を起こす可能性が芽生えてしまうということ。

 



上記は「毎月積み立て」以外に、毎週、毎日積み立てに対応している金融機関です。

画像元:つみたてNISAナビ


あなたは別に投資が仕事ではないので、
毎日毎日の「刻み」で
マーケットと向き合う必要もないのでは・・。

『毎月』積み立てでも
25年続ければ、300回に分けて資金を入れられるわけですから、
十分「投資時期の分散」はできますよ。


〇 給与振り込み口座から引き落としが出来るか?


ココ、意外と重要。

拙著「積立て投資術」の中でも触れましたが、
確実に、取りこぼしなく、毎月つみたてを実行するには、

わざわざ自身の給与振り込み口座からの『引き落とし』にしたほうが良いです。
(これは強くお勧めいたします)





画像元:つみたてNISAナビ

図表の通り、ネット証券を窓口にしても
銀行口座からの引き落としに対応してくれるのでこちらのほうがお勧め。

逆に、

「自分の給与振り込み口座がみずほ銀行だから、
みずほ銀行でつみたてNISAの口座を開けばいいや。」とはゆめゆめ思わないように!


(だって商品数が5本しかないのですよ。)



なお、毎月の資金に余裕があって
特定口座(通常の口座)からのつみたても検討している人は、

つみたてNISAで積み立てる「投資信託」と、
特定口座で積み立てる「投資信託」を、
揃えてあげるとよいでしょう。


つみたてNISAの商品は基本「一般のルート」でも販売される投資信託であるため、揃えやすいのです。

 

最後の「おまけ」。


仕事部屋に飾っています(^^)



リドリー・スコット監督のベストは
グラディエーターではなく、テルマ&ルイーズだと深く信じている私です。

 

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