直近5年の「バランスファンド四人衆」の騰落率は(意外に?)だいたい同じです
2020年9月23日
こんにちは。
投資信託クリニックの カン・チュンド です。
「どのバランスファンドがもっとも自分に合っているのだろう?」
そう悩むお気持ちはよーく分かります。
資産を分散させ、
また外国の資産にもある程度ウェイトをおき、
かつ「債券」をある程度含有する
「インデックス型のバランスファンド」は、
結論から言うと、
みな『同じ方向』を向いているので、
期待できるリターンに大きな差は生じません。
あなたや、わたしが
「どのバランスファンドがいいのだろう?」と悩むわりには、
ヘンな言い方ですが、
以下『バランスファンド四人衆』のうち、
どれを選んでも「まあ、だいたい同じ」なのです。
『バランスファンド四人衆』
○ セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
96311073)
○ eMAXIS バランス(8資産均等型)
0331111A)
(※ eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)は
運用期間がまだ3年のため、
eMAXIS バランス(8資産均等型)で代用。)
○ ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等)
29313158)
○ 世界経済インデックスファンド
64315091)
96311073)
○ eMAXIS バランス(8資産均等型)
0331111A)
(※ eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)は
運用期間がまだ3年のため、
eMAXIS バランス(8資産均等型)で代用。)
○ ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等)
29313158)
○ 世界経済インデックスファンド
64315091)
(数字はヤフーファイナンスにおける『コード』です)
<4つのバランスファンドの、直近5年の「騰落率」の比較>
画像元:ヤフーファイナンス
いかがですか?
「なんだ、あんまり変わらないんだ・・」という発見は重要で、
あなたはシンプルに、
そのバランスファンドの資産配分が謳う「コンセプト」「考え方」に、
自分がどれだけ『共感』できるか?という「評価軸」を持てばよいということ。
それよりも、
運用スタイルの「起点」の【き】を振り返ることのほうが何倍も重要でしょう。
それは、あなた自身が、
○ ファンドを複数組み合わせ、資産管理のメンテナンスを自分でやる
(DIY型)
なのか、それとも、
○ バランスファンドを選択して、資産管理のメンテナンスは運用会社に任せる
(おまかせ型)
タイプなのかという「吟味」です。
(DIY型)
なのか、それとも、
○ バランスファンドを選択して、資産管理のメンテナンスは運用会社に任せる
(おまかせ型)
タイプなのかという「吟味」です。
これこそインデックス投資における『運命の分かれ道』なのです。
カテゴリ:バランスファンド